『碧巌録』を読む 岩波現代文庫

末木文美士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784006003876
ISBN 10 : 4006003870
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;15

内容詳細

『碧巌録』とは、北宋初期の雪竇重顕が古則百則に対して頌をつけた公案集に、北宋晩期の圜悟克勤が垂示・著語・評唱を加えた禅の教本である。「宗門第一の書」と称され、日本の禅にも多大な影響をあたえた。重層的な構造わ有する禅教本の最高峰を、本書では、言語による言語の解体行為という視点から、精緻に読み解いて行く。読者を巻き込みながら自在に展開する「文字禅」の世界とは何か。その魅力を平易に伝える画期的な入門書。

目次 : 第1講 禅の根本問題(『碧巌録』というテキスト/ 達磨、武帝をやりこめる(第一則) ほか)/ 第2講 禅の言語論(言語における意味の剥奪/ 趙州の最高の道(第二則) ほか)/ 第3講 禅の存在論(言語と存在/ 露呈する世界 ほか)/ 第4講 禅の人間論(禅における主体と自由/ 禅における他者 ほか)/ 補講 改めて『碧巌録』を読む/ 付録(『碧巌録』全一〇〇則標題・登場人物一覧/ 現代語訳で読める禅語録)

【著者紹介】
末木文美士 : 1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学名誉教授、国際日本文化センター名誉教授。仏教学・日本思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

末木文美士

1949年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授。専門は仏教学、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品