さざなみのよる 【2019年本屋大賞ノミネート作品】

木皿泉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309025254
ISBN 10 : 4309025250
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
追加情報
:
224p;20

内容詳細

「小国ナスミ、享年43。」宿り、去って、やがてまたやって来る―感動と祝福の物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    43歳の若さでこの世を去ったナスミ、彼女の不器用で少し乱暴で、それでも真っ直ぐな生き方は遺された人達の心にさざなみを残し、広がっていった。淡々としながらシミジミと綴られたナスミのエピソードは、読者の心にも何かを残したような気がする。病院に出入りする人達を文字に見立てて話したナスミとのたわいない会話を回想する日出夫の気持ちが切なく、愛する人を喪った男が思い出すのは、永遠に続くと思えた幸せな日常の一コマなのかもしれない。本屋大賞候補にも納得の一冊でした。

  • starbro さん

    2019年本屋大賞ノミネートということで、読みました。ノミネート作10/10、ようやくコンプリート!!! 木皿 泉、初読です。本書は、発売されてから1年以上経過しているので、新作ハンターとしては失格です。癌で亡くなった小国 ナスミを巡る群像劇、ほのぼのとした佳作ですが、本屋大賞を獲るまでの勢いはありませんでした。

  • 抹茶モナカ さん

    NHKの正月特番ドラマ『富士ファミリー』の前後の話。ナスミの死から小説が始まり、ナスミのエピソードが断章形式で積み重ねられて行く。ナスミはドラマの影響で、どうしても小泉今日子に脳内変換されてしまった。ハッとする文章がちりばめられていて、温かい眼差しの木皿泉らしい本。

  • Atsushi さん

    小国ナスミ、享年43歳。癌を患い、息をひきとった瞬間からナスミと接点を持った人たちが「さざなみ」のように生前の彼女に思いを馳せる。物語の語り部の言葉と自分の家族や友の顔が重なり何度も目頭が熱くなった。生きた証が人の心に残るのなら、死ぬことも怖くはないかもしれない。

  • bunmei さん

    いつかは誰もが迎える死をテーマに、ナスミの短い生涯を通して、彼女の周りの家族、友人、知人等の揺れ動く思いに焦点を当てた物語。決して死を美化するのではなく、彼女が亡くなった事をきっかけに、生前の彼女の言葉や存在に意味を成し、波紋のように広がっていきます。死後の世界とは、むしろ残された人々が、亡くなった者へ思いを寄せる現実の世界なのかもしれません。亡くなった本人は、意識していなかった言動も、誰かの心の中に温もりや優しさとなって、さざなみのごとく染み渡り、命の継承と大切さを感じ取れる一冊となりました。

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人物・団体紹介

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木皿泉

夫婦で共同執筆している脚本家、小説家。ドラマ「すいか」(向田邦子賞受賞)の放送以来、観る者の心にいつまでも残る作品を生み出しつづけ、その台詞は、「座右の銘」「人生に迷ったときに、ふと思い出す」「胸に沁みいる」と熱い支持を得ている。他のテレビドラマ作品に「野ブタ。をプロデュース」「Q10」「富士ファミ

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