一日一文 英知のことば 岩波文庫別冊

木田元

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003500279
ISBN 10 : 400350027X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
追加情報
:
408p;15

内容詳細

古今東西の偉人たちが残したことばは、深く、厳しく、温かく、ときに底知れぬ苦悩を湛えます。そうした先人たちのことばを一年三六六日に配列しました。短い章句ですが、どれも生き生きとした力で読む者に迫り、私たちの人生に潤いや生きる勇気を与えてくれます。

目次 : 1月/ 2月/ 3月/ 4月/ 5月/ 6月/ 7月/ 8月/ 9月/ 10月/ 11月/ 12月

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • すみれ さん

    366人の古今東西の偉人の言葉が1人1頁、日本人は約百人。1月1日は柿本人麻呂の歌3首。12月31日は井原西鶴の世間胸算用の中の文。年内に読了できたらいいなと、名文に触れたい隙間時間に、読んだ日の頁から、ぱらぱらと気の赴くままに、順不同に、読んだ頁はチェックを入れながら読んでみた。疲れ気味の時の合間に、短い言葉達は気持ちをそろりと ニュートラルに近づけてくれる。余白が程よくあるので、親しい人たちの誕生日や記念日、大きなイベントなどを書き込んでみた、うんとシンプルな10年手帳みたいになっても楽しいかなあ。

  • 壱萬参仟縁 さん

    ウンベルト・エーコの『薔薇の名前(下)』東京創元社、1990年 (16頁)。「書物はしばしば別の書物のことを物語る。一巻の無害な書物がしばしば一個の種子に似て、危険な書物の花を咲かせてみたり、あるいは逆に、苦い根に甘い実を熟れさせたりする」。後者の本に巡り合える方が人間として嬉しいか。モンテスキュー『法の精神(上)』で、「自由とは法律の許すすべてをなす権利である」(29頁)。自由って法律あってこそ。フランシス・ベーコン『随想集』で、「少しばかりの書物が隅々まで熱心に注意深く読むべきものである」(33頁)。

  • no.ma さん

    昨年のクリスマスに購入して、次の日からその日の名文をノートに書き写しました。本日のチャップリンでコンプリート。程よい長さが在宅勤務のスイッチにもなりました。切り取られた名文は、哲学者であり読書家でもあった編者木田元ならではのもの。著名な人物でも意外な一面を感じます。私は岡本太郎の言葉に心震え、バルザックの写真にたじろぎました。せめて一日に数行でもいい、心を洗われるような文書なり詩歌なりにふれて、豊かな気持ちで生きてもらいたい。一日一文は、そんな木田元の思いがこもっています。

  • あきあかね さん

     一日一頁、古今東西の人物の言葉が紹介されている。年明けから毎日少しずつ読み進め、一年を前にしてようやく読み終えた。慌ただしい日々を送る人たちに、「せめて一日に数行でもいい、心を洗われるような文章なり詩歌なりにふれて、豊かな気持で生きてもらいたい」という著者の思いから選ばれた名文たち。上品にすました文章よりも、各人の心の奥底からしぼり出されたような、熱く骨太の文章が多い気がする。分野は多彩で、哲学者の著者の選択だから、思想家が多いのかなと思っていたが、小説家、詩人、画家、歴史家、科学者、政治家など⇒

  • おとん707 さん

    日めくり風に毎日古今東西の偉人の言葉が数行で紹介されている。さすがに数行で全体像を掴むのは難しいが深く考えていなかった事に目を向けるきっかけにはなった。例えば7月11日はドイツの理論物理学者ハイゼンベルクの言葉「(前略)原子爆弾は、他の武器と同じに考えてよいだろうか?われわれは、古くからあるがしかし問題のある原則、すなわち”悪のための戦いに許されない手段も、善のためにはすべて許されるれる”という原則を適用してよいものだろうか?つまり原子爆弾も悪のためでなく善のためなら作ってもよいのか。」12月31日読了。

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