不謹慎な旅 負の記憶を巡る「ダークツーリズム」

木村聡 (Book)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863292413
ISBN 10 : 4863292414
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
258p;21

内容詳細

そこを訪ねてみなければわからないことがある。忘れてはならない戦跡や被災地、公害・差別・事故現場で耳を澄ませる。現地の人々の声を写真とともに伝える渾身のルポ!!

目次 : はじめに―訪れるべき“不謹慎”への誘い/ 1 天災・人災の記憶/ 2 喪失する産業の記憶/ 3 戦争の記憶/ 4 差別・抑圧の記憶/ 5 生命と悲しみの記憶/ 旅に出よう―あとがきに代えて

【著者紹介】
木村聡 (Book) : 1965年生まれ。フォトジャーナリスト。新聞社勤務を経て94年よりフリーランス。国内外のドキュメンタリー取材を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じゅん さん

    これらの旅は不謹慎ではありません。かなり貴重で記憶に刻むべき地域が沢山紹介されていて、学ぶことが多かった。ベトナム奇跡のマングローブ、贅沢を禁じた新十津川村、藍生産のため無堤防政策を取った徳島藩、エジプトのリサイクル機関「豚の場所」、休暇ロシア軍艦笠戸丸、疎開してマラリア罹患した波照間島民、国内航空機が立ち入れない横田空域、国策アニメ海の神兵、8/15の皇居は静かだった、唯一の女人禁制大峰山、刑務所より酷い牛久入管、日本のアウシュビッツ「重監房」、日本のゲルニカ「明日の神話」、小◯漁民達による三閉伊一揆。

  • ターさん さん

    最近よく「ダークツーリズム」という言葉を聞く。「人類の負の遺産」を訪ねる旅である。そういった遺産になる原因は、「天災・人災」「公害」「戦争」「差別・抑圧」などなど。けっして心躍るようなものではない。風光明媚な観光など望めないだろう。著者の言葉「行かなくてもわかることはある。行かなくちゃわからないこともある。もちろん行ってもわからないことだってある。でも、旅に行くことは、それだけで嬉しい」誰かが言っていたっけ。旅の醍醐味は“目から鱗”の体験にあると。ならば、これらの旅も十分価値ある旅といえるだろう。

  • マカロン さん

    広島、長崎への修学旅行もある意味ダークツーリズム。沢山の不謹慎な旅の情報があるが、どれもこれもその後ろにある複雑な事情までは深く触れられず、社会問題の根深さに一つ一つたじろいでしまう。

  • 林芳 さん

    「不謹慎」とは言えないと思うけれど。旅と見るかどうかだと思う。知りたい欲求があれば出かけたくなるものだから。ニュースで出てくる場所を実際に訪れることは、意味あることに思われる。

  • CBF さん

    (★★★☆☆) そこを訪ねてみなければわからないことがある。忘れてはならない戦跡や被災地、公害・差別・事故現場で耳を澄ませる。現地の人々の声を写真とともに伝える渾身のルポー! まず興味を持って知ることが記憶継承の第一歩、という著書の言葉は本当にその通りと思う。一方で、例えばこの本にも出て来た恐山など、行ってみたい気持ちはあるけど、そんな興味本位ではそれこそ"不謹慎"では...とどうしても躊躇ってしまう。 『あらためて「観光」という言葉を見ると「光」を「観る」と書く。光あるところにできるのが影。』

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木村聡 (Book)

1965年生まれ。フォトジャーナリスト。新聞社勤務を経て94年よりフリーランス。国内外のドキュメンタリー取材を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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