人騒がせな名画たち

木村泰司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838730193
ISBN 10 : 4838730195
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
168p;19

内容詳細

6万部超『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』の著者が、名画の「秘話」を紹介します。●ナポレオンが乗っていたのは白馬ではなくラバ!?(ダヴィッド「サンベルナール峠を越えるボナパルト」)●ミレーが農民を描いたのは単なる「ジャンル変え」!(ミレー「種をまく人」)など、展覧会では決して知ることのできない、有名作品にまつわる制作秘話や後日談、驚きの話、悲しい話を全27話収録。作品の紹介を通じて美術界の実態、絵画のヒエラルキー、当時の政治や風俗にいたるまで、しっかりと学べる作りになっています。
この秋開催「フェルメール展」「ルーベンス展」で来日する作品も収録。本書でしか知ることのできない裏話もあり、展覧会をずっと深く楽しめるようになる一冊です。

【著者紹介】
木村泰司 : 西洋美術史家。1966年、愛知県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にて、Works of Art修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、講演会やセミナー、執筆、メディア出演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • つーこ さん

    ん〜。全体的に薄味な印象ですね。紹介する画家が多すぎて、どれも内容が中途半端。それほど興味も引かないし、もちろん心に残りません。中野京子さんの『怖い絵』シリーズで紹介された絵といくつか被っている事もあり、目新しくなかったからかなー?さらにもう一つ苦言を。絵画を紹介するのであれば、せめて1ページで収めるべきで、絵の途中から次のページにまたぐってほんとやめてほしい。

  • どぶねずみ さん

    木村泰司さんって色んなラジオ番組に出演されている。拝聴するたびに美術館に足を運びたくなるし、ただ観るだけの観賞じゃなくて、どうしてこの絵が描かれたのかということを知ってから行くと一層面白く感じる。この本ではかの有名な絵画で、実はここに表向きに言えない理由があるんだよって、面白おかしく書かれている。ホントは愛人から振られたから、未練がましく描いたんだよとか(笑) 美しいとばかり思っていた絵が、ホントは差別社会を描いたんだとか。この著者の書いた本、全部制覇したいわ〜。

  • アキ さん

    何度も目にした絵にこんな寓意が秘められていたとは。表紙の「ぶらんこ」もグルーズの「壊れた瓶」も性的な暗喩があったんですね。純情そうな女性が実は淫乱という男性の願望の現れでしょうか。19世紀までアカデミアには女性は入会できなかった。現代のように女性画家が多いと描くテーマやタッチも違うように感じます。ルーブル美術館で予備知識なしに絵を見る多くの日本人とそんな教養が当たり前の西洋人とでは感じ方が違うのは当然なのでしょう。1枚の絵にまつわるそれぞれのエピソードを知ると絵画への愛おしさも違って感じます。

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤 さん

    西洋絵画は、今までは、純粋に構図や色彩、微妙な筆使いなどの美しさを基準に鑑賞していたが、本当の意味で楽しむには、土台となる知識が必要であることがわかった。教義や物語、倫理観や思想などのメッセージを伝える手段が西洋絵画。例えば、ドガのバレエをテーマにした「エトワール」(踊り子)。文化の香りが高いとおもいきや、当時のバレエ界は上品とは程遠く、成金紳士が愛人を品定めに来るような場所だったそう。ゆえに観客のほとんどが男子。ドガはそんな現実を切り取ったというわけです。「美術は見るものではなく読むもの」ともいえる。

  • りお さん

    絵画に詳しくなくても読むことが出来た。。説明があれば深く絵画が楽しめる。

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木村泰司

西洋美術史家。1966年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にて、Works of Art修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、講演会やセミナー、執筆、メディア出演などで活躍。その軽妙な語り口で多くのファンを魅了している(本デ

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