やすし・きよしと過ごした日々 マネージャーが見た波瀾万丈回想記 文春文庫

木村政雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167679675
ISBN 10 : 4167679671
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
16cm,230p

内容詳細

「横山やすしは三島由紀夫である」。生き急ぐことで自分のアイデンティティを証明した横山やすし。かたや西川きよしにとって、参議院議員という生き方を選んだことは、必然だったかもしれない。事件、選挙、コンビ復活、そしてやすしの死―日本一漫才コンビの元マネージャーが描く「疾風怒涛」のお笑い“黄金時代”。

目次 : 序章 横山やすしは三島由紀夫だった/ 第1章 「やす・きよ」以前/ 第2章 吉本に入社/ 第3章 「やす・きよ」の誕生した日/ 第4章 初めてのトラブル/ 第5章 マネージャー降板/ 第6章 東京進出/ 第7章 「マンザイ」ブーム/ 第8章 「TVスクランブル」という番組〜崩壊への予兆/ 第9章 きよし参院選へ出馬/ 第10章 やすし解雇、そして会長の死/ 第11章 さらば吉本

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinupon さん

    昭和という時代と共に、著者と「やす・きよ」と「吉本」との歴史が見えてきます。

  • フクシマ さん

    小林信彦の「天才伝説 横山やすし」と比べると、淡白な読後感。元マネージャーとして過剰にやすしを贔屓せずに、突き放しもせずに冷静さを保とうとしたのだろうか。もっと突っ込んだ内容を期待していたが、これはこれでサクサクと読めて、面白かった。「天才伝説〜」と併せて読むことをお勧めする。

  • あーさー さん

    吉本興業にて「やすきよ」のマネージャーを務めた著者が、その時代のことや“その後”について冷静な筆致で綴っています。当時の状況だったり空気感だったりが、しっかりと伝わります。

  • お笑いループシュート さん

    「やす・きよ」への想いを綴るために、自分の分かる範囲で客観的に書き進めていった印象。 冒頭で「横山やすしは三島由紀夫である」と書いてあって「それはあなたの個人的な思い込みだろ」とも思ったが、読んでいくうちに、早熟の天才だったり、死ぬために生き急いでいたりと、共通点はあった。

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