草双紙の世界 江戸の出版文化

木村八重子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784831512291
ISBN 10 : 483151229X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
追加情報
:
20cm,209p

内容詳細

江戸〜明治に流行し、19世紀には役柄に合った歌舞伎役者の似顔絵でも描かれ、画文作品としてマンガの源流ともいえる出版物「草双紙」。220余年間人々を魅了し続けた、その伝統の力を探る。

【著者紹介】
木村八重子 : 1936年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部文学科国文学専修卒。東京都立中央図書館司書を経て、元金城学院大学教授・図書館長。専門は書誌学・近世文学(草双紙)・浮世絵(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HANA さん

    「草双紙趣味」という言葉を知ったのは横溝正史であったか、本書は独特の世界観を持つ草双紙を紹介した一冊。研究書やブックガイドに比べ、一回当たりの頁数が少ないため内容紹介というよりはエッセイのような趣になっている。内容的にはまず図版多数なのが嬉しいところ。江戸の書物はまず目で見て楽しむ部分も多いと思うので、その点本書は文句なし。赤表紙から黄表紙といった本自体の作りから、享保の改革の影響、そして桃太郎や金太郎に義経といった内容紹介。構成上広く浅くとなっているが、それでも江戸文化の一端を楽しく垣間見る事が出来た。

  • 山がち さん

    図版がたくさん使われており、また草双紙を幅広く扱っていたのが面白い。果たしてこれが歴史的展開をなぞっているのかというと、どちらかというと正直疑問なので、どこか混乱してしまうような感じがあるのが残念だった。一つ一つの作品の紹介も簡潔に詰め込まれており、かつ多様なものが紹介している。また、様々な作品の保存されているものが少なく、それも国外である場合もあるなど、非常に難しい状況にあるのだと考えさせられてしまった。個人的には、桃太郎についてがなじみがあるけれども新しい驚きがあって、一番面白かったものかもしれない。

  • 海野 さん

    草双紙を短いコラムで歴史的に並べて解説している。簡潔にそれぞれの本を紹介しており草双紙入門として読むには適切な反面、紹介すべき対象が多過ぎるためか山東京伝や式亭三馬すらも軽く触れられるのみに留まっている。末期合巻が現在のマンガに近いドラマ性を獲得しているようなのが興味を引いた。

  • ブルーローズ さん

    なんといっても豊富な画像。実物(写真だけど)を見るのが一番です。

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木村八重子

1936年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部文学科国文学専修卒。東京都立中央図書館司書を経て、元金城学院大学教授・図書館長。専門は書誌学・近世文学(草双紙)・浮世絵(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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