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文庫版 現世怪談 一 主人の帰り 講談社文庫

Hirokatsu Kihara

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062934411
ISBN 10 : 4062934418
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

帰らぬ人となった夫は寿司屋の主で誰からも愛されていた。遺された妻は常連客から夢に夫が現れた話を聞かされ複雑な思いを抱える。そんな話も途絶えたある晩、突然目を覚ました妻は…(「主人の帰り」)。「新耳袋」「九十九怪談」の著者が未来に語り継ぎたい、恐怖と感涙の実話怪談新シリーズ、文庫版第一弾。

目次 : 午前一時の女/ 父の居ぬ間/ 母の留守番/ 泥の形/ 墓のお礼/ 両の手/ 横の席/ 鳥の言葉/ エンジンの音/ フロントからの電話/ 早寝の子/ 三軒の怪/ 鞄の持ち手/ 帽子の男/ 二人の旅/ 帰りの未知/ ベランダの向こう/ 主人の帰り

【著者紹介】
木原浩勝 : 1960年兵庫県生まれ。アニメ制作会社・トップクラフト、スタジオジブリを経て、1990年『新・耳・袋』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009

    木原浩勝さんの元々は角川書店から出た単行本「隣之怪 第五夜」が諸般の事情で講談社に変わり改題出版された文庫本ですね。木原さんの怪談は怖さよりも物語性が重視されていて何より人間の温かみが感じられる所が良いと思いますね。『ベランダの向こう』内気で気の弱い女性である私は幼い頃より父から男の子が欲しかったのにと言われ、やがて両親が離婚し母の手で育てられて母のような人になるのが夢だった。学校では虐めに遭いながら何とか耐え高校を出て東京で働くも仕事について行けず悩む内に食事が喉を通らなくなり、やつれてガリガリになる。

  • 眠る山猫屋

    とってもジェントリーな実話系怪談でした。誰一人死なない、というのも善き。

  • ラルル

    なんだか既読感が…と思っていたら出版社変えての文庫化だったのか。文章の書き方のせいで話に入り込めず、怖さがイマイチです

  • ばんだねいっぺい

     あとがきの一文が打たせたくなかったボディブローとして効いてくる。

  • シン

    D評価。 怖くないから読むのを止めてた「隣ノ怪」シリーズの第五夜と同じ作品。 とりあえずこれもほぼ怖くはない。 が、 「怖くなければ怪談ではないが  怖いことが怪談の全てではない」 と、意図的に怖くない家族にまつわる不思議だったり、心暖まるエピソードが収録されているそうだから仕方ないか。 あと帯に「本当に存在したデスノート」とあるが、どの「デスノート」のことを指しているのだろうか。 もし意図的に某有名漫画を誤って想像させて少しでも売上を伸ばそうとしているのなら、ものすごい悪意を感じる。

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