股間若衆 男性像における曖昧模っ糊りの研究 ちくま文庫

木下直之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480440525
ISBN 10 : 4480440526
フォーマット
出版社
発行年月
2025年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

男性裸体とその股間、描きたいような、隠したいような‥‥この曖昧な表現と受容に果敢に挑み、世間をあっと驚かせた著者畢生の書、大幅増補で登場!

【著者紹介】
木下直之 : 1954年、浜松市生まれ。東京藝術大学大学院中退、兵庫県立近代美術館・東京大学総合研究博物館、東京大学文化資源学研究室教授をへて、現在、静岡県立美術館長、東京大学名誉教授。近代の美術や写真、見世物、祭礼、ニセモノ、記念碑、建築、彫刻、博物館、動物園などなどを取り上げ、日本の「注目されてこなかった」文化を研究してきた。著書に『美術という見世物―油絵茶屋の時代』(サントリー学芸賞)、『写真画論―写真と絵画の結婚』(重森弘淹写真評論賞)、『わたしの城下町―天守閣からみえる戦後の日本』(芸術選奨文部科学大臣賞)など著書多数。2015年春の紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スプリント さん

    まさに「曖昧模っ糊り」の研究成果を堪能できました。 中身は至極真面目な内容です。

  • totuboy さん

    表現の自由を求める中で、特に男性裸体像がどのように扱われてきたかを明治以降の流れを研究した本。男性の股間について、服を着ているようにも見えるが少しふくらみを持たせるといった「曖昧模っ糊り」という日本独特の表現がどのようにして生まれたかを研究している。黒田清輝が西洋から「ネイキッド」ではなく「ヌード」という考え方を紹介し、それこそが真の芸術であると主張するが、猥褻物とみなされ、布で隠されて展示されるといったせめぎあいがあった。日本文化の中で、それがどのように変化し受け入れられたか、筆者の考察は面白かった。

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