色を絶ち、「色」を生む 異能の鉛筆画家・木下晋

木下晋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865782530
ISBN 10 : 4865782532
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
城島徹 ,  
追加情報
:
304p;22

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読書メーターレビュー

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  • としき さん

    ”老い”と”病”いま我々が抱える社会問題。このテーマに木下氏は鉛筆一本、それも黒と白のモノトーンだけで立ち向かっている。私達は知らず知らずのうちに弱者に向き合うのではなく差別している。誰もが老いていく自分、病に冒されている自分を受け入れることが出来ない。でも、彼のモデルとなった瞽女の小林ハルさん、ハンセン病患者の桜井哲夫さんは、それら全てを受け止めている。その力強さを表現したいのだろう。これ程、真摯に自分に向き合えるものだろうか?彼にとって芸術とは生きるための糧ではなく、まさにいのちを刻むことなのだろう。

  • takao さん

    ふむ

  • じゃますけ2 さん

    口絵の作品に心を奪われる。見てはならないものを見た、あるいは見させられた思いになる。対象を極限まで追求する木下晋氏の粘り強さ、心の持ち方が作品に表わされている。鉛筆画を描くことで、作者自身が余人には容易に近づくことができない境地にたどり着いていることを感じる。レンブラントは油絵の自画像によって自己を見つめ直したが、木下晋氏は小林ハルさんや桜井哲夫氏らを鉛筆画として描くことで、生きるということ自体を大変丁寧に描き切っている。そして様々な人との交流でのエピソードは、作者の鉛筆画家以外の一面を伝えてくれている。

  • gua5113 さん

    鉛筆画家として既に孤高の存在であるが、その背景を自ら語ってくれた好著である。

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