新しい発生生物学 生命の神秘が集約された「発生」の驚異 ブルーバックス

木下圭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062574105
ISBN 10 : 4062574101
フォーマット
出版社
発行年月
2003年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,256p

内容詳細

受精卵が分裂を繰り返し、やがて骨や筋肉、内臓が出来る。細胞同士のかかわり合いが生物の体を作りあげていく発生現象のメカニズムを、専門家が最新の成果とともにわかりやすく解説。

【著者紹介】
木下圭 : 1959年生まれ。横浜市立大学文理学部卒業、東京都立大学理学研究科修士課程修了。学術博士。日本医科大学生物学教室助手を経て、現在、甲南大学非常勤講師

浅島誠 : 1944年新潟生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京大学理学系大学院博士課程修了。理学博士。ベルリン自由大学研究員、横浜市立大学理学部教授を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科生命系教授。1989年に生物の分化を導くタンパク質“アクチビン”を特定。両生類初期胚の分化誘導機構など、発生生物学の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hiroshi さん

    多細胞生物が受精卵から個体になる迄に、細胞同士がどのように関わって一定の形をした体と器官の形作りがなされるかを見ていく本。著者は生物の分化を導くタンパク質アクチビンを特定した東大教授。胚誘導の誘導因子の発見では、仮説・実験・検証と論じ、失敗等も触れて詳しく説明してある。生物の発生とは卵や種子から成体になり死ぬまでの過程であるので、ガンと老化、再生医学までが書かれる。◆生物の発生は受精に始まるが、その前の卵には母親由来のmRNAが運ばれ、受精後の発育を助けている。1個の細胞からなる卵は受精して卵割を始める。

  • gill さん

    医者になった知人から「発生学」を勧められて,手始めにと思い読みました.とても面白かったのですが,高校は物理・化学選択,大学は工学部で生物学等に全く触れたことが無かった私には正直難しく感じる部分が多々ありました…(笑)もう一周読もうと思います.

  • 女神の巡礼者 さん

    本当に凄いです。この本がというのではなく、生物が生きているという現実が。生物学の本は好きでいろいろ読んできましたが、発生生物学の詳しい本を読んだのは初めてでした。卵子と精子が出会ってできた、たったひとつの受精卵という細胞が分裂を繰り返し、身体の構造が形成され、適切な場所に精密な組織を持つ臓器ができるってほんと奇跡。DNAに必要な蛋白質の設計図があるだけでなく、それをいつどこで作ればいいか誘導する物質の情報もあって、それが自動で働き出すことが理解できない。これが突然変異と自然選択の結果?無理と思う。

  • yori さん

    ★★★★☆ チョット古い内容なので、また新しい本をチェックしよう。みーんな始まりは一個の卵って言うのは本当にスゴイですよね〜〜今更ながら(>_<)

  • かつきち さん

    東北大のオンライン講義で推薦図書だったもの。講義の内容の先の部分で具体的な発生誘導部分がメイン。遺伝子の転写で作るタンパク質であんなに多彩な臓器を的確な場所位置関係で作れるのがどうも腑に落ちなかったのだが、ものすごい種類の誘引物質とその濃度、タイミングで分化していることが分かった。

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