生きもの「なんで?」行動ノート

木下千尋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815612382
ISBN 10 : 4815612382
フォーマット
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;21

内容詳細

研究の積み重ねで分かった!おどろきの発見52+αをイラストで解説。

目次 : 第1章 あの手この手で食べ物を確保(せっせと葉っぱに穴をあけるマルハナバチ/ スズメダイの藻類農園 しっかり手入れ ほか)/ 第2章 敵から身を守る、そのために(大きくふくらむオタマの頭/ エラのすき間から…ウナギのあとずさり脱出術 ほか)/ 第3章 異性をめぐって真剣勝負(太陽を味方につけて求愛するハチドリ/ ワオキツネザルの魅惑の体臭 ほか)/ 第4章 生きものの不思議な集団生活(チンパンジーの親子の強いきずな/ ウェッデルアザラシの極寒スイミングスクール ほか)/ 第5章 まだある!新発見の数々(遠くの嵐の接近を察知!回避する小鳥/ 海鳥なのに山越えをするオオミズナギドリ ほか)

【著者紹介】
きのしたちひろ : 木下千尋。岡山県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科卒業。農学博士。東京大学大気海洋研究所の特任研究員を経て、2022年より名城大学に日本学術振興会特別研究員PDとして在籍。専門は行動生態学、潜水生理学。ウミガメや海鳥の研究を行いながら、イラストレーター・デザイナーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    様々な生きものなんで?がカラフルなイラストとわかりやすい解説されている本。ふだん、何気なく見たり見かけたりしてもその行動がなんで?されているなんて考えたことはないな。でも生きものたちの行動に仮説を立てて研究された結果は今まで知らなかったことばかりでとても楽しめた。葉っぱに穴を開けるマルハナバチ、マンボウ、イルカ、シャチのこよ。犬じは人が飼い慣らしたものではなく犬が自ら人に懐いてきたという説が今は主流ということだ。研究によって今までの常識がどんどん変わってくるのを知るのは楽しい。図書館本

  • ぶち さん

    生き物達の謎に満ちた生存戦略が解説されている、とっても楽しい本です。謎の行動や驚きの生態を見せてくれる生き物たちですが、ひとつひとつに理由と意味があります。そのナゾを解いてくる行動生態学の研究成果の数々を、それぞれ見開き2ページで紹介してくれています。できるだけ文字を読まずに、イラストでエッセンスを気軽に楽しめるように工夫されているのが嬉しいです。小さな虫から大きなクジラまで、生き物の生態や行動にはそんな意味があったの!? 発見と刺激にあふれた面白い研究がいっぱいです。子供も大人も夢中にまれます。

  • ホークス さん

    2023年刊。カラーイラスト満載で生きものの秘密を解説。分かりやすくて最近の発見も多い。イルカは声だけでなく、おしっこの味でも仲間を識別する。アメリカの伊勢エビも、ウイルスに冒された個体をおしっこで感知して近づかない。人間とは世界が違って興味深い。ハエを何代も交配し、学習能力の高い個体をつくったら寿命が短くなった。学習には相応のコスト・負荷がかかるらしく、納得しつつもちょっと怖い。犬がオオカミから分化したのは、狩猟期の人間の残飯などに惹かれた群が自然に分化したものらしい。人による家畜化じゃないとは驚いた。

  • たまきら さん

    あっ、私が勉強した内容を整理するやり方と一緒だ!と一方的に親近感を持ちました。マルハナバチの葉っぱ穴あけ行動は、実際最近知ったばかりなのですが、様々な文献を読んで知った内容を見開き2ページで整理し、まとめたばかりだったのでおかしかったです。(今後の課題)をいつも右下に置くんですが、そこまで一緒に笑っちゃいました。そのおかげで読みやすく、すんなり入っていきます。どの生物も面白いですが、やっぱり昆虫には夢中になってしまいました。子どもから大人まで、みんなが楽しめ、しかも学術的な本です。

  • kanki さん

    行動生態学。鳥の涙を吸う蛾。ホッケ柱。放火するトビ、など興味深く読んだ

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人物・団体紹介

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木下千尋

博士(農学)・イラストレーター。東京大学大気海洋研究所の特任研究員。ウミガメなどの潜る動物の行動を研究。大型の海洋生物に魅了され、極域から熱帯まで調査に出かけている。研究者として活動しながら、サイエンスイラストレーターとして科学研究を広く伝える活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載され

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