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文豪ストレイドッグス STORM BRINGER 角川ビーンズ文庫

朝霧カフカ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041085172
ISBN 10 : 4041085179
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
春河35 ,  
追加情報
:
484p;15

内容詳細

中原中也とは“何”なのか――? 今明かされる双黒の「十六歳」の物語。

太宰治とともに『荒覇吐事件』を終息させ、ポートマフィアに加入して1年。
幹部の座を狙う中原中也の前に現れたのは、中也を弟と呼ぶ暗殺王ポール・ヴェルレエヌだった!
「お前の心に関わる人間を、全員暗殺する」
彼の計画を阻止するため、中也は欧州の人工知能捜査官・アダムと手を組む。
それは横浜をふたたび呑みこむ嵐の予兆。
中原中也とは一体“何”なのか。射干玉の闇に包まれた過去の真実が今、明らかになる――!

【著者紹介】
朝霧カフカ : 愛媛県出身。シナリオライター。コミックス原作や、小説を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    中也が激しい爆弾を抱えた存在であることはアニメ本編でもさらっと語られていたように記憶しているが、ここまで世界を引っ掻き回すものだとは思っていなかった。彼は生に試練しか負っていないように感じられて痛々しかった。そしてそんな中也を見守る太宰。自分とはあまりにも異なる存在だからこそ、愛のある嫌悪(ある意味究極のツンデレ?)をぶつけ続けるのかな。キャラの関係性だけではなく、いろいろな意味で驚かされた巻。

  • さこぽん さん

    高評価も納得のおもしろさだった。中也とは何だったのか?がわかるファンにはたまらない一冊。暗殺王が迫りくるなか、アダムのゆる感がほっこりして癒しになった。それだけでなく強いところもいい。<旗会>のメンバーともまた会えたらいいなぁ。ぜひアニメ化してほしい。

  • kira さん

    ページ数400p超っていう物理的な重量もさることながら、内容が重かった…丸々1冊最推し大活躍か!と単純に喜んでページを捲り出した手が段々鈍る。どうしてこんなに苦しまなきゃいけないの中也。若手会のところからもう辛い。こんなにキャラが立ってる者たちをいとも簡単に落としていく朝霧カフカさんの豪胆さ何なのどういう引き出し持ってんの…ヴェルレエヌとランボオの関係性どういうこと尊すぎて倒れた。火力のデカいバトルシーンは私の貧困脳が理解を放棄したのでwこの真っ黒い激突は是非アニメか映画で持ってきて欲しいな。

  • よっしー さん

    中也と太宰の若きマフィア時代のお話。中也は人間か否かという気になるところで終わっていた前作。ここに来てやっと解決と思いきや…な所はありましたが、読み応え抜群でした!!戦闘シーンの迫力も勿論あったのですが、読み終えてから一番記憶に残ったのは太宰とボスのやり取りの一部。「中也と心中する」というたった一言で太宰にとんでもないショックを与えると共に奮起させるボス、部下の扱い方が分かってますね(笑

  • Yuri さん

    少し前に読み終えてたのですが、自分の中で反芻する時間が必要でした。これまで書かれて無かった空白の時間を埋める中也16歳の出来事。 壮大ですごく切ない。途中、辛過ぎたけど、エピローグで救われる。 派手な動きを余す所なく書き上げる筆力は流石だと思いました。

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人物・団体紹介

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朝霧カフカ

3月17日生まれ、AB型。愛媛県出身。シナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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