エンジョイしなけりゃ意味ないね

朝倉かすみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344015913
ISBN 10 : 4344015916
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
20cm,213p

内容詳細

“このままでいいのかな”って思わない日はない…。表題作をはじめ、全12篇を収録。深くうなずき、驚き、笑い、ほろっと泣ける。ザッツ・オーエル・エンターテイメント。「星星峡」連載を単行本化。

【著者紹介】
朝倉かすみ : 北海道生まれ。2004年「肝、焼ける」で小説現代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • れんこ さん

    バラバラな短編集だと思ってたら、最後はここに戻すのかぁとちょっとしみじみ。アッコさんには頑張って欲しい。

  • アコ さん

    気楽に読めると言っていいだろうな、という1冊。大きな闇のようなものも特になく「あーこういうことってあるなー」と元OL(一応いまも、か)として思うような日常のことがたくさん出てくる。表題作『エンジョイしなけりゃ意味ないね』はきれいな終わり方。いいね家族全員受験生ってのも。『おしゃべり仮面』だけ少し色が違って読みにくかった。最後の篇での総まとめ。少し無理矢理な気がしてこれ要るかな?と思うもその最後にビックリ。ほーう、っと。

  • ばる さん

    よく読むと連作短編週。一言でOLと言っても色々あるはずなのに、出てくるのは承認欲求の高い、漠然とした不安を抱えてなにかに焦っている女たち。独身でちょっと社内の人に好意を持っただけで、「40でまだ女でいるつもり」ってバカにされてる描写は本当に古い考えだなぁと思って腹が立つけど、最後に救われてよかった。OLって誰でもできる仕事のようで、そうじゃないんだけどなーと思いたい。

  • 橘 由芽 さん

    そのとおり!全てはエンジョイしなけりゃ意味ないのだ。さすがは朝倉かすみ。好きだな。。。

  • ちーさま さん

    いろんなOLの短編集。最後に全部つながっている?というか出てきた!軽く読めて面白かった。毎日パートに育児に家事と忙しく働いているワーママが、忙しい日々で疲れることも幸せと前向きに考えているのがとても素敵な表題作「エンジョイしなけりゃ意味ないね」が断然好き。

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人物・団体紹介

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朝倉かすみ

1960年生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞、’04年「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞受賞。’09年に『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。’17年、『満潮』で第30回山本周五郎賞候補、’19年、『平場の月』で第161回直木賞候補、第32回山本周五

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