サバイバル! 人はズルなしで生きられるのか ちくま文庫

服部文祥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480433695
ISBN 10 : 4480433694
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

日本海から上高地へ。200kmの山塊を、たった独りで縦断する。持参する食糧は米と調味料だけ。岩魚を釣り、山菜を採り、蛇やカエルを喰らう。焚き火で調理し、月の下で眠り、死を隣りに感じながら、山や渓谷を越えてゆく―。異能の登山家は極限の状況で何を考えるのか?生きることを命がけで問う山岳ノンフィクション。「那須連峰ソロ」「地図の話」などを増補し、待望の文庫化。

目次 : 第1章 登山からサバイバルへ(墜落/ フェアの精神)/ 第2章 サバイバル実践―日本海から上高地へ(北アルプス単独縦断へ/ 衣食足りてロハスを知る!?/ 毛バリ戦記)/ 第3章 サバイバルの方法論(装備―そぎ落としてなお残るもの/ 食料―何を食べるかという戦略/ 野生を食らう―釣りの極意/ 生活―焚き火と住空間/ 増補1 ヤブと地形図/ 増補2 縦走とは何か)/ 第4章 サバイバル思想(記憶の片輪/ リスクと自由/ 判断力と洞察力/ 増補3 瑛太と登る原始の森 権現岳/ ズルをしない悦楽/ 増補4 秋の単独サバイバル登山 北海道、増毛山塊の郡別岳/ 増補5 那須連峰、大蛇尾川から大佐飛山山行記)

【著者紹介】
服部文祥 : サバイバル登山家。1969年横浜市生まれ。94年に東京都立大学文学部フランス文学科とワンダーフォーゲル部を卒業。96年にカラコルム・K2(8611m)登頂。デビュー作『サバイバル登山家』(みすず書房)で山岳ノンフィクションの新たな地平を拓き、脚光を浴びる。現在は、山岳雑誌「岳人」編集員。三児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2016/7/9 Amazonより届く。 2018/6/12〜6/20 サバイバル登山家、という新しいジャンルを作り出した服部文祥さんの筑摩新書から発売されていた「サバイバル」に加筆して文庫化したもの。 食料等を出来るだけ自前で現地調達する、というのは確かに昔の人が行っていたであろう、原始的な方法。読む分には面白いが、実際にやろうとすると大変なんだろうなぁ。

  • 活字スキー さん

    【自分というものが本当にちっぽけに思えた。悪天が来たら動けなくなる。登攀を失敗して墜落しても、道具に不備があっても、荷物を落とすようなアクシデントがあっても、すべてが致命的な事態につながっていく。こんなところに長居してはいけない。だが】冒険野郎・角幡唯介さんからの流れで知った、可能な限り装備を少なく、可能な限り自給自足で道無き登山に挑む「サバイバル登山家」の服部さん。方向性としてはおおむね予想通りながら、そのタフネスと登山スキル、そして哲学には現代文明人が忘れがちな魂を激しく揺さぶられた。

  • ばんだねいっぺい さん

    「忠告オヤジ」、「アドバイスおとうさん」この言い方に笑った。

  • 猫ぴょん さん

    超インドア派の私がこの本を読んだのがそもそも間違いなのか(;^ω^)(←夫の本)ズルしちゃダメというのがわからん。ズルというか少しでも楽というか上手に生きて行きたいという私とは相いれない考えね。文明崩壊になれば自然とこうゆう生き方にはなるのだろうとは思う。その時はその時。 (^-^;だって〜〜〜〜〜虫と共存なんて出来ないもん(ーー;) 蚊や蜂に刺されて体中ボコボコ嫌だもん。 イノシシ背負ってる写真とはイメージが違う至極真面目な本。携帯も電化製品も極力何も持たないサバイバル登山に興味ある方は必読?!

  • CTC さん

    16年7月ちくま文庫。08年刊の同新書版を増補したもの。著者は“サバイバル登山家”で、『岳人』の編集にも携わる。「カラクリや基礎理論すらわからない道具やシステムが生活のなかに溢れて」おり、もはや人は自分の能力が如何程か思い巡らしさえしない。「“人類の限界”を探り、道具を捨てて岩に向き合ったフリークライミング」の延長で、「生きる糧をできるだけ環境から調達する」という“サバイバル登山”。著者の方法は、駅を降りた瞬間から登山道を(基本的に)一切使わずに、例えば12日掛けて北アルプスを縦走する、といったものだ。

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