組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い 電撃文庫

有象利路

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049150735
ISBN 10 : 4049150735
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;15

内容詳細

「…大っ嫌い!」「奇遇だな。おれもだ」かつて敵対する異能力者の組織に属し、反目し合う目的のために殺し合っていた二人。“羽根狩り”の異名を持つ犀川狼士と、“白魔”と呼ばれる最強の異能力者・柳良律花。血で血を洗う毎日を過ごし、まともな社会経験のない二人だったが―。「ろうくん、大好きっ」「俺もだよ、律花」組織解散後はなぜかイチャコラ付き合った上に結婚していた!いまや、毎朝会社に行く際に玄関で「いってらっしゃい」のチューをするくらいバカップルを地で行く夫婦。だがそんな甘い日常を営む二人にもお互いに言えない秘密や悩みがあり…?

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 芳樹 さん

    敵対する組織に所属し互いに嫌いあっている狼士と律花。そんな二人が組織が解体された後、バカップル夫婦になっていたというところから始まるラブコメ。結婚してもうすぐ1年経つのに未だ同衾さえしていない。結婚記念日を機会にそんな状況を打開したいと目論む狼士に若干の哀愁を感じざるを得ないかな。二人とも少年少女時代に殺伐とした生き方をしたせいか、大人になってもどこか屈折した思いを抱えているような、真っ当な成長からずれてしまったような印象があります。もう少し歩み寄れれば真の意味で"めちゃ甘い"が実現できるのではないかな。

  • オセロ さん

    読友さんのオススメ。面白かったですね。 かつては対立していた組織の幹部だった《羽根狩り》こと狼士と《白魔》こと律花が組織の解散後に結婚するというタイトル通りの内容ですが、いうほど甘くなく、どちらかというとコメディ寄りなのが個人的には良かった。それでいてラストの熱い展開はグッときましたね。

  • 星野流人 さん

    異能系バトルラノベ、のその先で結婚したヒロインとのお話。異能バトルのキャラたちが一般人としての生活を送る様子は楽しく、嫁である律花もかわいく、楽しく読める作品でした。描かれるわけでもない異能バトルの設定も作り込まれていて好き。過去作品だと尖ったギャグに抜きん出ていたり、とにかくシリアスだったりと極端な有象さんですが、今作はそのどちらもバランス良く盛り込まれている感じです。その分作品全体の印象も、マイルドにおさまってるかも? 犀川家の飼い猫にゃん吉がいい感じにかき回してくれて、かわいくて好きでした。

  • よっち さん

    かつて敵対する異能力者組織に属し、抗争を繰り広げていた《羽根狩り》犀川狼士と《白魔》柳良律花。身持ちのお堅い妻と愛を深めるため、今日も必死にアプローチを続ける甘々ホームコメディ。組織解散後はバカップルを地で行く夫婦となっていた二人。しかし律花と一度も寝床を共にしたことがないという悩みを抱える狼士が、狼士が後輩とご飯を食べに行って冷戦状態になったり、犬猫どちらを飼うかで揉めたり、義兄がやってきたりといろいろ騒動に巻き込まれる中、数々の試練を乗り越えてようやく踏み込めた二人の関係性が微笑ましくて良かったです。

  • わたー さん

    ★★★★☆有象先生の作品に求めていることは、体制派に中指を立てるようなゴリッゴリのコメディなので物足りなさを感じたものの、内容自体は面白かった。かつて競合する秘密組織の戦闘員として切った張ったを繰り返してきた二人だったが、戦いが終結して10年後、結婚1周年の新婚夫婦として生活していた。ただし、寝所は別として…なところから始まる、物語が終わった後のラブコメ。かつての闘争と現在の日常を交互に描いていく形式になっており、基本は夫婦のいちゃ甘ラブコメが展開されていて良かった。反面、主人公とヒロインが惹かれあって…

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