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最果タヒ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309024844
ISBN 10 : 430902484X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
Rocky Boyd ,  
追加情報
:
221p;20

内容詳細

好き、それだけがすべてです――「きみは透明性」「わたしたちは永遠の裸」「宇宙以前」「きみ、孤独は孤独はこどく」。最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!

いま、最果タヒにより、文字が、言葉が、物語が躍り出す。
「好き、それだけがすべてです」——最果タヒがすべての少女に贈る、本当に本当の「生」の物語!

[収録作・冒頭]
○姉は、愛に満ちている。やわらかなまつ毛に包まれた頑なな瞳、太陽を頬張ったような頬ももう見えないほどに、愛に埋もれている。(「きみは透明性」)
○きみがご存じなくったって、きみを殺せば、私はきみを身ごもるんだ。可愛く育ててあげる。そうしていつか、きみが私に殺された日のこと、思い出してくれたなら、殺してくれたっていい。きみの恋人になりたいと思ったぐらいに、きみの子供になってみたいと、思った日もあるよ。(「わたしたちは永遠の裸」)
○「きみは自分のことを生き物って思っているかもしれないけれど、ぼくらが保護したい、いのちとは別物で、(きみが思っているよりずっと)たいしたことないからね」(「宇宙以前」)
○愛は、薬品によって生成されるものと学びました。モルヒネに似た麻薬成分を調合して、わたしたちの脳に快楽と麻痺をあたえるその薬品は、無垢なわたしたちに青色の水として認識されていた。(「きみ、孤独は孤独は孤独」)

【著者紹介】
Rocky Boyd : 1986年生まれ。詩人、小説家。2006年、現代詩手帖賞を受賞。2007年、詩集『グッドモーニング』(思潮社)を上梓。同作で中原中也賞を受賞。2014年に詩集『死んでしまう系のぼくらに』(リトルモア/現代詩花椿賞を受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    【サイン本】独特の世界観で、詩的要素、あるいは詩的表現の強い独特な話ばかりの短編集!この世界観はもう独特としかいいようがないですね(^^;)ちょっと自分には正直、わかりづらかったです(>_<)ひとつ言えるのはタイトルが長い!馴染む馴染まない、面白い面白くないはあなたしだいです!というような感想になっちゃいました(^^;)

  • いたろう さん

    著者初読み。4編の短編。人を殺すと殺した人間を身ごもるという都市伝説を核とする「わたしたちは永遠の裸」、愛が薬品で作られる世界で、自然発生の愛の幻影を見る「きみ、孤独は孤独は孤独」。そんな設定に、いくつかの村田沙耶香の小説を思い浮かべるが、ここにあるのは、世界観がきっちりと構築されたアナザーワールドなどではなく、少女たちの感覚で繋げられた観念世界。ストーリーを語るというより、詩人らしい感性で紡がれた夢幻のイメージ。個人的には、いしいしんじの小説を思わせる大人のメルヘン、「宇宙以前」が一番好き。

  • さっとる◎ さん

    愛なんて言い始めるからそれがあるとかないとか信じるとか信じられないとかわかってよいやわからんよとか本物かまがい物かなんて事態になって、無償だ無償だ不幸で幸せだって言い聞かせる。少女は少女である時から愛なんて考えてて大変。地球は球であると同時にお盆みたいに平らでもあり得るし、空には果てがないって言えるのと同じくらいにお椀みたいに覆ってて終わりがあるんだって信じてる。そんな詩の世界に生きても愛に詩を求めないくらいには私は少女を通りすぎてしまった。あなたを生みたくなんてないし愛してるから死ぬなんてとんでもない。

  • 橘@お休み さん

    愛ってなんだろう。かつては、恋人という人がわたしにもいましたが、愛しているという感覚はもう忘れました。確か、いろいろな感情にかられたような気はします。ひとりでいては、覚えることもないような感情です。あの日々は錯覚だったのかな。最果さんの紡ぐ言葉に、かつてを少し思ったりしました。楽になりたい、わたしもそう思います。

  • 八百 さん

    タヒさんはお若い方だからその人がさらに遡って描く少女の世界は我らオッサンにとってそれこそ最果に縁遠い物で入手するには本と本の間に挟みカウンターに持って行くような変な苦労を強いられるw。そんな秘匿の中身と言えば愛や恋やは忘れてしまったけどやはりその感性と言葉選びが素晴らしい。「体育館の床で上履の塩基がキュッと鳴る」的などうだろう…そう柔らかなエッジ感に詩人最果タヒの魅力が際立つ。この少女たちのヒリヒリした気持ちに共感できる世代には是非とも読んでいただきたいと思う、時には痛いほどに恋せよ乙女♡

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