長生きしたいわけではないけれど。

曽野綾子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591166161
ISBN 10 : 4591166163
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
233p;18

内容詳細

ささやかな人生こそ、ゆったりと愉しみたい。自分なりの生き方を貫いてきたからこそ伝えられる、「人生100年時代」を穏やかにまっとうするための166の心得。

目次 : 第1章 人生の妙(青い空に夫の視線や声を感じる/ 夫が亡くなった後も変わらぬ日常を生きる ほか)/ 第2章 上機嫌に生きる(運命の不可思議を大らかに受けとめる/ この世のからくりがわかってくれば楽しくなる ほか)/ 第3章 囚われとサヨナラする(人生は何が起きても不思議ではない場所/ 同じ光景でも人はみな少しずつ違ったものを見ている ほか)/ 第4章 いい按配で暮らす(老後の暮らしは十人十色、百人百通り/ 「もういい」と思える時 ほか)/ 第5章 「生の器」を広げる(人間世界の全体像を理解できる視座/ 「欠落」によって得た輝くような生の実感 ほか)

【著者紹介】
曽野綾子 : 1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。『遠来の客たち』(筑摩書房)で文壇デビューし、同作は芥川賞候補となる。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」を始め、2012年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    89歳の曽野綾子さん。聖心女子大卒、お金持ちの才女でうらやましいと思っていたが、親の不仲で自殺の道連れにされそうになったり、結構苦労もされている。役職の関係でサハラ砂漠やアフリカ、インドなど障害者とともに何回も行っていらっしゃるし逞しくさばさばした方だ。家の不用品をどんどん捨ててきれいさっぱりと暮らしていらっしゃる。素晴らしいと思う。

  • わらわら さん

    友達が送ってくれた本、曽野綾子さん何冊か読んだことがあるか(何?記憶にない)エッセイはあまり得意分野ではないので自分で手に取ることはなかったと。2017年に夫、三浦朱門氏が亡くなってからの執筆。何かに掲載された文を本にしたのか。「長生きしたわけではないけれど」と言う文のような感じがタイトルになっています。夫朱門氏のことが書かれている事柄は朱門氏の優しさを感じます。20歳年上になりますが思いが同じ項目も「生き続けているのは、運命が「生きなさい」と命じているから」好きです。曽野さん長生きして頂きたいです。

  • ジャンズ さん

    曽野さんの戒老録に出会い、それからずっと長い間作者のエッセイは私を支えてくれている。迷ったとき、苦しい時にはいつも本を手に取る。人間はいつか死ぬ...子供の時からその覚悟をもって生きてこられた作者は夫の死、母親の死に対しても自然な形で受け止めている。「死」を特別視するのではなく日常、そして自然の中での変化と教えてくれた。老年の衰えは「贈り物」。なんて素敵な言葉だろう!アンチエイジングに逆行する素敵な考え。

  • アトム さん

    「成せば成る」は思い上がり。神さまに、半分責任を押しつけて、それを教訓と思えば、それもまた楽しい。

  • amdd さん

    「善意に包まれて命を終える死者が残した家族に望むことは、健康で仕事にも励み、温かい家族生活を継続することだろう。/赤ん坊が生まれる時、親たちが願うただ一つのことは、健康なことだ。死者が残していく家族に望むことは、『皆が幸せに』という平凡なことである。/おそらくその声は『生き続けなさい』ということなのだ。自殺もいけない、自暴自棄もいけない。恨みも怒りも美しくない。/だから生きている人も、以前と同じような日々の生活の中で、できれば折り目正しく、ささやかな向上さえも目指して生き続けることが望まれているのだ。」

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曽野綾子

1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。『遠来の客たち』(筑摩書房)で文壇デビューし、同作は芥川賞候補となる。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」

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