なぜ子供のままの大人が増えたのか だいわ文庫

曽野綾子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479303374
ISBN 10 : 4479303375
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
16cm,219p

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読書メーターレビュー

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  • tamami さん

    元版は2005年刊行。著者は当時の社会を論じて、今や社会人も父母も皆がおかしくなっており、その根本原因は、幼いときに子供のいやがることは一切させなかった教育にあるという。時代は変わって、今や私たちの周りにはスマホを始めとする電子機器が溢れ、人々の幼児化を促進するツールとして大きな影響を与え続けている。著者の論を踏まえれば、幼児期におけるしつけと学校での道徳教育、他人に与えることを知るボランティア活動をさらに進めたい。所論の多くが著者の持論とするところではあるが、世代を超えた教えとして現代も傾聴に値しよう。

  • shincha さん

    この本が刊行された2011年から14年。状況はさらに悪くなっているような気がする。したい事しかやらないで育って来た大人たち。海外に行ってまで詐欺の片棒を担ごうとする若者たち、それを利用する外国人。日本人としての矜持はどこに行ってしまったんだろう…駅のエレベーターに吾先にと走り込んで、後から来る人を全く顧みず、扉を閉めエレベーターを発信させるいい歳のオッちゃん…扉を押さえて開けておく位の余裕を見せろよ。日本人だろ!与えられる事だけに慣れて育った人は、大人として人に与える事の意味がわからない。

  • シュラフ さん

    みなさんの感想が肯定派と否定派に見事に分かれているのは、上から目線的な著者のものの書き方に反発・とまどいを感じる人が多いということだろう。たしかに極端すぎるところはあるのだが、書いてあることのスジは通っているのだから素直に読んでみればいい。"若者には勤労奉仕をさせよ"と筆者は主張する。わたしは全面的に賛成。人の存在意義とは誰かの役に立つこと。大切なのは利他心。「世のため、人のため」に生きてる大人って格好いいよね。カネのため、自分のためだけっていうのは格好が悪くていけない。他人のために流す汗は気持ちいいよ。

  • 金吾 さん

    読みやすい文章で曽野さんが伝えたいことを伝えています。第1章、第2章が面白かったです。

  • はるき さん

    いやはやお強い。明晰でいっそ男性的なストイックさを感じる文章に何度も膝を打つ私です。矛盾や欺瞞を堂々と論破する果断さが光っています。

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曽野綾子

1931(昭和6)年9月17日‐2025(令和7)年2月28日、享年93。東京都生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。「三田文学」に掲載された「遠来の客たち」が芥川賞候補となり注目される。熱心なカトリック教徒としても知られ、宗教問題のほか女性問題、社会問題などを主題に多数の著作を残した(本データはこ

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