過食症サバイバルキット ひと口ずつ、少しずつよくなろう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772409537
ISBN 10 : 477240953X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
追加情報
:
21cm,187p

内容詳細

本書は、摂食障害の治療で定評のある、ロンドンのモーズレイ病院において、患者とその家族、援助者のためのテキストとして長く使われてきた。その目的は、摂食障害をかかえる人がその症状を改善し、自分らしく生活できるように手助けすることである。摂食障害、特に過食症の治療は困難であり、心の臨床家はその対応に悩まされている。患者は、自滅的、強迫的な思考パターンに陥り、最悪の場合は死に至ることもある。著者らは、動機づけ面接の技術をベースにして、多くの患者の体験談を挿入し、認知行動療法によるアプローチについてわかりやすく解説している。摂食障害患者が、治療のエッセンスを理解し、回復へと向かう旅をするのをサポートするまたとないガイドブックといえよう。

目次 : 前進するための道のり/ 旅立ちの道具箱/ ダイエットは危険/ 過食、だらだら食い、強迫的大食―胃袋はまるでブラックホール/ 嘔吐、下剤、利尿剤―ケーキは食べるとなくなるもの/ 自分の体を好きになろう/ ジャック・スプラットのおかみさん―肥満は健康にいいかも/ 再発について―「ふりだし」に戻らないために/ 子ども時代の心の傷/ 食は思考の糧/ 心の声を見つけよう/ 破滅への誘惑/ あなたを取り巻く人たち―親、パートナー、子ども、友だち/ 生きるために働くか、働くために生きるのか/ 回復への旅は終わったの?それともまだ続くの?

【著者紹介】
ウルリケ・シュミット : デュッセルドルフ大学医学部卒業、ロンドン大学にて医学博士取得。現職:サウスロンドン・モーズレイNHSトラスト・コンサルタント精神科医、モーズレイ病院摂食障害ユニット診療部長、ロンドン大学精神医学研究所教授。現在、モーズレイ病院摂食障害外来の治療プログラムの責任者。摂食障害のあらゆる分野での研究、特にセルフヘルプの治療プログラム、若年患者や援助者のためのコンピュータを導入した治療プログラム、また自傷行為や糖尿病に対する心理療法に関する研究にも従事している

ジャネット・トレジャー : ロンドン大学セント・トーマス病院医学校卒業、ロンドン大学にて医学博士取得。現職:サウスロンドン・モーズレイNHSトラスト・コンサルタント精神科医、サウスロンドン・モーズレイNHSトラスト摂食障害ユニット最高責任者、ロンドン大学精神医学教授。20年以上にわたり、摂食障害の分野における診療、研究に従事し、現在は摂食障害の幅広い部門での研究、特に生物学的研究、神経性無食欲症の病因に関する国際的な家族研究、援助者に対する治療プログラム開発などに従事している

友竹正人 : 精神科医、医学博士。徳島大学医学部卒、同大学大学院医学研究科博士課程修了。2005〜2006年までロンドン大学精神医学研究所・モーズレイ病院の摂食障害ユニットに留学。現在、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部精神医学分野に勤務

中里道子 : 精神科医、医学博士。千葉大学医学部卒。千葉大学医学部附属病院精神科勤務を経て、2005年よりロンドン大学精神医学研究所・モーズレイ病院の摂食障害ユニットに留学中

吉岡美佐緒 : 精神科医。京都大学医学部卒。北野病院神経精神科勤務を経て、2005年よりロンドン大学精神医学研究所・モーズレイ病院の摂食障害ユニットに留学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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