転落の記 私が起こした詐欺事件、その罪と罰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864101325
ISBN 10 : 4864101329
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p 19cm(B6)

内容詳細

「たとえ順風な人生においても、落とし穴は至る所にある」博報堂元社員が、未公開株詐欺の顛末を語る。転勤、未回収売上金、一部上場、不倫…。企業人が堕ちていくすべての要素が詰まった、身につまされる悔恨の告白。

目次 : 第1章 裏切り/ 第2章 背徳/ 第3章 因果応報/ 第4章 煉獄/ 第5章 地の果て/ 第6章 再生

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかむら さん

    博報堂のエリート営業マンが友人たちを騙して金を借り、当初は返すつもりが徐々にエスカレートして遊興費に使いまくり借金を重ねとうとう詐欺罪で逮捕される転落人生を自ら語る。角田光代の「紙の城」の男版のようでした。しかも実話。自分のお金と他人のお金の区別がつかなくなってしまう実話ならではの心理が面白い! 事件発覚後妻に離婚されちゃうけど、そんで冷たいって思ってるけど、あたしも離婚するなーこんなダンナは。奥さんに同情。後半はこないだ読んだ懲役の話と被るので本間龍の過去について知りたい場合はコレ1冊でオッケーー。

  • ヨータン さん

    誠実なのが絶対一番。小さい嘘がきっかけで取り返しがつかなくなり、転落。一番怖いのはこれって人生のちょっとしたボタンの掛け違いで誰に起こる可能性はあること。実際この彼だって、高校時代は生徒会長、大学時代はテニスサークルのまとめ役、そして一流企業のエリート社員、誰しもが彼の転落人生など予想だにできなかったはず。自分の身の丈を知って誠実に生きて行こうと強く思いました。

  • kyoko さん

    「ブラックボランティア」で商業主義五輪における無償労働について、最近は動画でも東京五輪の問題点を指摘している人。過去に有罪判決を受けたことがあるとは知っていたが、その経緯についての実話。ここまで自分の過ちを書くのは辛いことだったろうが、それなくしては再出発はできない。刑務所での高齢者や障碍者の介護という労役はむしろやりがいがあり、それが出所後の再出発につながったとは驚きだった。広告業界という華やかな世界の暗と、刑務所という暗い社会での明るさ。人間って不思議だ。読みやすいけど深く考えさせられた。

  • atog2_435 さん

    再読。サラリーマンが転落していく模様と刑務所での生活がリアルに描かれている。すごくありがちな陥穽は他人事でない。恥ずかしながら途中まで再読であることを気づかずに読んでいたのですが、女の趣味のくだりで思い出しました(笑)。

  • まめ千代 さん

    次々と詐欺を重ねて行く真理や闇金の取り立てから追い込まれていくあたりはリアルで怖いと感じた。でも、やっぱり何でこんなことしちゃたのかな?何で途中でやめられなかったの?って思う。後半の獄中記は急に内容が薄っぺらくなってしまって残念。

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