人、中年に到る

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560080931
ISBN 10 : 4560080933
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
229p;20

内容詳細

足の速さを競う時期は過ぎた。これからは少しずつ生き方に緩やかさを与え、しだいに無為のほうへと身を向けさせるべきなのだ…。ありのままの思念を綴った、四方田版「随想録」。

【著者紹介】
四方田犬彦 : 1953年西宮生まれ。東京大学にて宗教学を、同大学院にて比較文学を専攻する。韓国のコングック大学に客員教授として招かれて以来、コロンビア大学やボローニャ大学などで客員研究員を務め、現在は明治学院大学教授として映画史を講義している。映画を中心に、文学、音楽、アジア論、漫画、料理と、さまざまな文化現象を対象として批評活動を行なう。サントリー学芸賞、桑原武夫学芸賞、伊藤整文学賞、日本エッセイストクラブ賞、講談社エッセイ賞などを受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 醜女の深情け さん

    著者が読者に寄り添って話してくれた感じ。文化や人間に誠実な著者の姿勢が窺えました。何かホッとした。良い先生なんだな。少し変わってたけど。 数冊の本だけを携えて一人隠とん生活なんて、知性のかたまりみたいな人間だから出来るのだろうか。 それが彼らにとっては心からの喜びなのだそう。

  • アンコ椿 さん

    このオッサンの筆まめさにはあきれるわい。

  • カツェ さん

    著作100冊超の著者にして「これまで自分にとって例のない新しい試み」という1冊。実際、書きおろし感の強いフレッシュな原稿が並んでいるが、それだけに、このタイトルと装丁は違うと思った。答えの見出せないまま終わる「わたしの眼の前で苦しんでいる人たちについて」の章など、読みとばせない内容。

  • wakabon さん

    四方田氏自身が老年に差し掛かっての考察がいつもの四方田節で繰り広げられ、読ませるのだが、途中で鈴木晶氏の四方田評価(Wikipediaの四方田氏の項目にリンクあり)を読んで、『ハイスクール1969』に感動した我が身としては正直なところ身を入れて読む気がしなくなってしまった。そう言われれば、さもありなんという気もするからだ。ただ、そんな余計な(?)情報を脇に置けば、本書にしても十分に魅力あるエッセーだという事実は揺るがないと思う。

  • poefan さん

    静かなる暴走列車風書き下ろしエッセー17編。「故郷と国家」「老いと衰退」がいい。

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