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三国志演義 7 ちくま文庫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480037374
ISBN 10 : 4480037373
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
羅貫中 ,  

Content Description

魏の司馬懿と虚々実々の駆け引きを繰り返すうち、諸葛亮は持病を悪化させ絶命する。いったん失脚した司馬懿は、雌伏十年、クーデターで巻き返し、魏は司馬氏が実権を握るようになった。やがて魏の攻略の前に、蜀は、暗愚な劉禅がもろくも降伏、滅亡する。その二年後、司馬炎が晋王朝をたてて魏も滅び、最後に残った呉もまたその十五年後、晋によって滅亡した。こうして長い物語の幕は閉じる。

【著者紹介】
井波律子著 : 1944年富山県生れ。1966年京都大学文学部卒業。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きいち

    あらためて通読。英雄たちが去った後のこの最終巻が意外に味わい深い。◇劉備や関羽、孔明が築き上げ守ってきた国をあっさりと明け渡してしまった劉禅が、連行された魏での宴席で思わず漏らした安楽な今の日々へのあっけらかんとした満足の言葉。その場の人々と同じように、思わず「え?」と聞き返してしまう。ええ?嘘、それでいいの?これまでの命の明滅は何だったの?物語を支えてきた価値観をがらがらと突き崩すような一節。◇そして最後は、廃位された魏呉蜀三人の元君主がみんな天寿を全うしたことで締め。なんか、やるなあ、って思えてくる。

  • はぎはぎ

    五丈原にて諸葛亮が没し、司馬懿との虚々実々の駆け引きも終わる。その後の姜維とケ艾の対峙は、蜀の劣勢を考えると物悲しい。劉禅が降伏した後、石に剣を叩きつけて将兵が嘆息するシーンでは、横山三国志の場面が思い浮かんだ。蜀も呉も、最期は暗君佞臣によって社稷が顧みられないまま滅びた。羊祜と陸抗の国を超えた信義など、いくつか見せ場はあるものの、個人的には、この巻はもう消化試合みたいなものだった。それにしても、倭が魏に使いを送ったのが魏の曹叡が統治下の239年とされている。この時期、日本はまだ弥生だったんだよなあ。

  • kumonosuke

    蜀の滅亡という歴史的事実も淋しい限り。司馬懿の子孫が天下統一することになる。

  • しいかあ

    結局三国とも滅んでしまったわけだが、せっかくの統一国家晋もこの後八王の乱であっけなく崩壊して、またもや大分裂の南北朝時代に突入するんだと思うとなんだかやるせない。曹操、孫権、劉備といった英雄があまりにも優秀すぎたがゆえに、三国ともその英雄が抜けた後の穴を埋められずに崩壊したような気がする。

  • IKUNO

    孔明の没後は駆け足になってしまってるが、それでも興味深いエピソードがあって、掘り下げると面白いだろうになあ、とちょっと残念。

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