「問い」から始まる哲学入門 光文社新書

景山洋平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334045708
ISBN 10 : 4334045707
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;18

内容詳細

二六〇〇年にわたって「問い」を重ねてきた哲学の語りあい。「存在」とは何か。「私が私である」とはどういうことか。そもそも「問い」とは何なのかなどなど。そこでは様々な問いが投げかけられ、言葉が紡がれてきた。その内容は時に難解で、日常を生きる私たちには関係ないものに見えるかもしれない。しかし、哲学の言葉は私たちにこそ向けられている。哲学の問いかけが、私たちに日常の不確かさを突きつけ、そんな世界に向き合って生きるきっかけを与えてくれるのだ。本書は、そんな語りあいの歩みを丁寧に辿る。哲学の世界と私たちの日常が近づく一冊!

目次 : 第1章 問うものとしての人間(哲学の歴史は「問い」から始まった/ 問いこそは哲学のもっとも根源的な事柄/ 「問い」は日常の対話のはざまで人びとに呼びかける/ 21世紀の哲学の課題としての「問い」)/ 第2章 「ある」への問い(「ある」こそがもっとも謎に満ちている/ 神をとらえる試み/ カテゴリーにより深まっていく問い/ 人間が挫折したとき「ある」は姿をあらわす)/ 第3章 実在への問い(実在をめぐる基本問題/ 万物をつらぬく変容そのものとしての世界/ なぜ時間と空間に広がりがあるのか/ 未知と遭遇する人間に、世界の謎が開かれる)/ 第4章 「私」とは誰か(「私」を「私」たらしめるもの/ 「私」の身体の成りたち/ 「私」の誕生と死/ 問いかけられて、「私」の自由が始まる)エピローグ

【著者紹介】
景山洋平 : 1982年、三重県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部専任講師を経て、関西学院大学大学院文学研究科・文学部准教授を務める。専門は現象学、解釈学、近代日本哲学を中心とし、現代における存在論と人間論の再構築を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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