霊場の考古学 高志書院選書

時枝務

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862151391
ISBN 10 : 4862151396
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
時枝務 ,  
追加情報
:
237p;20

内容詳細

目次 : 霊場の考古学とはなにか/ 第1部 霊場遺跡を掘る(吉野金峯山経塚と大峰山/ 京都六角堂―都市の霊場/ 高野山奥之院霊場の成立/ 元興寺極楽坊―都市奈良の納骨霊場)/ 第2部 霊場への道(山岳霊場と海の道/ 宋人造営の経塚と霊場/ 霊境五臺山の宗教空間)/ 「霊場の考古学」の課題

【著者紹介】
時枝務 : 1958年生れ、立正大学文学部教授。専攻宗教考古学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アメヲトコ さん

    霊場を「宗教家によって由緒や霊験が説かれた神仏が祀られ、多くの信者が自由に参詣できる聖地」と定義し、その空間像に考古学分野から迫ろうとした一冊。六角堂や元興寺極楽坊の発掘成果からの考察や、羽黒山からの京都産鏡の出土から両者をつなぐ海のネットワークに迫る分析などは面白く読みました。

  • イツシノコヲリ(丹波國) さん

    従来蔑ろにされていた「霊場」の定義を示し、金峯山・六角堂・高野山・元興寺を考古学の視点から「霊場」成立の時期を明らかにしようとしている。なかなか出土品については、イメージが沸きにくく、難解な書籍だと感じた。また羽黒山のみから大量に出土した鏡が京都で生産されていることにより、活発な日本海水運が指摘されている。文献史学からは「霊場の思想」佐藤弘夫 の成果が含まれているので、要参照。

  • K さん

    (2014,182.1)通向け。西に寄ってるのがなぁ・・・。;「中世日本の霊場のあり方を考古学の方法によって探る本。霊場の考古学的研究のための基礎的な考察を行ったうえで、金峯山・六角堂・高野山奥之院・元興寺極楽坊という4つの霊場をとりあげて具体的な分析を試みる」

  • もるーのれ さん

    「霊場」と称される場所について、考古学的な視点から迫る1冊。参詣の中心となる大規模な宗教施設、周縁に展開する経塚・墓地などの付属施設、それらを繋ぐ参詣道など、宗教空間の捉え方が分かり易い。 本書では中世の既に遺跡となったものが対象であったが、近世以降の様相も気になる。現在も機能しているので調査は難しいだろうが、恐らくかなり変わっていると思う。

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