Rによる実証分析 回帰分析から因果分析へ

星野匡郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784274219474
ISBN 10 : 427421947X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
274p;22

内容詳細

「因果分析」を中心テーマに据え、数値シミュレーションによる直感的・ビジュアル的な解説を盛り込み、社会科学における回帰分析の使い方を徹底解説。

目次 : 1 基礎編(回帰分析の目的/ 統計の基礎知識/ 確率論の基礎/ 回帰分析の基礎/ 推測統計の基礎/ 相関関係と因果関係/ 外生変数と内生変数)/ 2 実践編(ランダム化実験/ マッチング法/ 不連続回帰デザイン/ 操作変数法/ 実証分析の手順/ Rの導入・基本操作)

【著者紹介】
星野匡郎 : 1984年群馬県生まれ。2007年早稲田大学政治経済学部卒業。2008年ロンドンスクールオブエコノミクスMSc課程修了(専攻:Local Economic Development)。2012年東京工業大学社会理工学研究科博士課程修了。現在、東京理科大学経営学部ビジネスエコノミクス学科講師

田中久稔 : 1974年福岡県生まれ。1997年早稲田大学政治経済学部卒業。2000年早稲田大学経済学研究科修士課程修了。2002年ウィスコンシン大学マディソン校博士課程修了(Ph.D. in Economics)。現在、早稲田大学政治経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ONE_shoT_ さん

    回帰分析の正しい使い方を解説した一冊。回帰分析の基礎から、相関と因果の違い、外生変数と内生変数、因果推論の導入(マッチング法・回帰不連続デザイン・操作変数法)まで。どういうときにふつうの回帰分析が使えないかが解説されており、「とりあえず回帰分析で〜」という分析方針になったときのモヤモヤ感が解消された。

  • so035 さん

    それぞれの分析手法を用いた論文も紹介されており、なかなか役に立つ。

  • Q さん

    Aを原因としてBが発生しているかどうか(相関)を過去のデータをR言語による統計解析で分析できるか手解きしてくれる本。本書には多数の専門用語が出てくるが、如何にして疑似相関などを除去して本当の相関関係を分析できるか、その説明を8章以降で説明してくれるところまでは読み進めたい。自分の雑な理解ではコストがかかるけれど正確であると期待される「ランダム化実験」と実験を行なわずに既存データだけを用いて分析を行なう賢い、けれど正確さを損なう恐れがある方法の二種類に大別できるように思えた。必要になったら再読したい良い本。

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星野匡郎

2012年、東京工業大学博士課程修了、博士(学術)。2018年より早稲田大学政治経済学術院准教授、2024年より同大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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