星新一ショートショートセレクション 2 宇宙のネロ

星新一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652020821
ISBN 10 : 4652020821
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
和田誠 ,  
追加情報
:
19cm,203p

内容詳細

短い物語の中に、現代と未来のいくつもの顔を鮮やかにとらえるSF童話。新鮮なアイデア・完全なプロット・意外な結末。ショートショートの名手が明日の子どもに示す新しい世界。表題作はじめ17編を収録。

【著者紹介】
星新一 : 1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。日本最初のSF同人誌「宇宙塵」を57年に創刊。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没

和田誠 : 1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Twakiz さん

    宇宙から異星人がやってきて侵略を・・その因果がめぐってというようなエピソードが多いのだが地球人(日本人?)の本音と建て前をテーマにしたものや,毛色の違う,言葉が文字通り鍵になる「愛の鍵」がほっこりする話で好き.読んでいる本に出てくる登場人物になりきってしまう精神病の方が出てくるが,そこまでのめりこんで読めたら読書って至福の瞬間だよねとも思う.

  • NADIA さん

    中学生の頃によく読んでいた星新一のショートショート。懐かしい作品たちはシンプルで明快な文章で綴られて、今読んでも面白い。昭和の半ばに描かれた未来はドライなくらいクリアな世界。宇宙からの来客を受け入れる地球はもはや「国」の概念がないのか皆平等に「地球人」とくくられている。具体的な年代は記されていないが、何年後をイメージした未来なのだろうか? もしも、当時から50年後くらいとするならばちょうど今頃だろう。科学分野では一部、作品に近いところもあるが、人類の在り方はほとんど進歩がないような気もする。

  • けい子 さん

    短編集なのですが、地球人が他の星に行ったり、逆に他の星に侵略されたりの話がやたらに多い。星新一さんは何か危機を感じておられるのだろうか。

  • 田中寛一 さん

    「信用ある製品」では宇宙人が地球人に2つの最高級品を勧める。中学の国語で習う「矛盾」をも教えくれる。しかしさすが星さん、結末は矛盾を示さなかった。欲望の辿り着く先を暗示してるようだ。「雪の夜」のように若い頃の苦しみが年とともに美しく見えていくものが多いとありがたいね。星さんも作品を繰り上げるまでの苦しさが、作品となり後の世まで読みつがれ、輝かしく見えていることだろう。「宇宙のネロ」を読むと今のテレビ番組も考えるべきものもありそうだ。ネロに征服されないように。

  • エスパー さん

    図書館本。中学生の頃に読んだはずですが、全く覚えていない。結末はなんとなく予想できるものもあればそうでないものもありました。さくっと読めるところがよいです。

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人物・団体紹介

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星新一

1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。57年日本初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加。68年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。その他、時代小説、少年小説など多方面で独創性を発揮。著書多数。97年永眠(本データはこの書籍が刊行

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