俺にはこの暗がりが心地よかった 2 -絶望から始まる異世界生活、神の気まぐれで強制配信中-GAノベル

星崎崑

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815612641
ISBN 10 : 4815612641
フォーマット
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
464p

内容詳細

死まで配信される異世界を、闇の能力で駆け抜ける――!!

「小説家になろう」で150,000ポイント超(2021年8月10日時点)の
超人気ファンタジー大作に、早くも第2弾が登場!!

24時間365日、一挙手一投足全てを生配信され、
多くの者が脚光を浴び、また落命した異世界で、
暗がりに塗れ、目的もなく迷宮を彷徨うヒカル。

偶然彼が出会い助けたリフレイアは、
そんなヒカルを照らし、闇から光へと誘った。

何か、変わるかもしれない。変えられるかもしれない。
微かに心が揺れたところに、再び無慈悲な神の声が響く。

『第1回視聴率レースを開催します。
大会の目玉賞品は『死者蘇生の宝珠』。
ぜひ1位を目指して視聴者を獲得してください』

――刹那、動きかけたヒカルの心は再び固まった。

どんなことをしても、たとえリフレイアの想いを利用してでも、
1位を獲ってナナミを蘇らせる。

そんな思いを秘めたまま彼女と迷宮に潜るヒカルは、
視聴率上昇が確実な魔王と遭遇。全身全霊を懸けて激突する――!!

大人気配信系ファンタジー大作、死に迫る第2弾!!

【著者紹介】
星崎崑 : 「ネトオク男の楽しい異世界貿易」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • わたー さん

    ★★★★★幼馴染を生き返らせるために、自分を好いてくれるリフレイアを利用して視聴率レースを勝ち抜くことを決めたヒカル。しかしそれは、無数の悪意に曝され続けた彼の精神をより摩耗させるもので…といった、視聴率レースの顛末までを収録。WEB版既読とはいえ、ヒカルの孤独な闘いは何度読んでもツラい。読者の立ち位置が作中で登場する掲示板の住人たちにかなり近いためか、彼の無謀な行動の数々に感情移入しすぎてしまっている気さえする。それだけに、リフレイアやグレープフルー、アレックスとの絡みに癒される。

  • いくら丼 さん

    「愛され者」って慣れちゃっていたけど、初めて聞くとやっぱ結構なパワーワードですよね。何気、掲示板シーンの「ヒヤリハットやハインリッヒの法則を現地人に教える転移者」がツボった。Webで読んでいた時は知らない用語でスルーしていたから、こんなとこで見ると思わなくて(笑)ジャジャルダンのやらかしシーンとか、初読時より温かく受け入れられた自分がいたり、やっぱMOBの描き方上手いなあと感じたり。でもやっぱヒカルの心が重いので、ずっとこればかりだとしんどい……。その意味で、最後がジャンヌの書き下ろしで良かったです(笑)

  • ささきち さん

    今回の視聴者レースで1位を取りナナミを生き返らす!何をしようとも!と心を鬼にしてリフレイアすら使うと前回言っていたけれど、2巻を読んだ感想としましては…リフレイアをそう使うんか〜って感じで闇堕ちしなかった安心とエロがない寂しさもとい悪い月がここにもおるんよねーごめんなヒカル。ヒカルってたぶん家での待遇やら愛とかが妹達に全て持ってかれている説とかない?と思ったりしちゃってさ、リフレイアと別れたくないけど家の人間に認められるってのはヒカルからしたらとても大切で羨ましいのでは?なんて思うんよ。だからどんなに

  • ちゃか さん

    期間が定められた視聴率レース。その1位の景品が「死者蘇生の宝珠」だって言うんだから、ヒカルは止まれませんよね。 幼馴染の少女ナナミを蘇らせるために、リフレイアとコンビを込んで迷宮に挑む事になって。まぁきっかけこそ神の悪戯でしたが、ヒカルが誰かと一緒に行動するようになったことで、この世界の情報を得られるようになったのは大きい。 今まではこっそり迷宮に入り込んでるモグリだったヒカルですが、探索者登録したり装備の更新を測ったりとプラスの効果もあって良かった。

  • アーサー・エリス さん

    「神」が企画した視聴者数レースの一位に贈られる景品は、死者蘇生の力を持つ宝珠だった。ナナミ蘇生のために視聴者稼ぎの策を練るヒカルだったが、それは自身の命を顧みない、自殺に等しい迷宮への単独潜入だった。すいません!「なろう」ナメてましたッ!!(土下座)自己肯定感が底値のヒカルの無謀には、劇中の異世界を見守る地球人たちと同じように心が痛んだし、そんなヒカルが挑む視聴者数レースを巡る戦いやリフレイアに関する葛藤、その果てに下した決断には心打たれたし、(続)

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星崎崑

2月8日生まれ。「ネトオク男の楽しい異世界貿易」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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