会津藩VS長州藩 なぜ“怨念”が消えないのか ベスト新書

星亮一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584120668
ISBN 10 : 4584120668
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
追加情報
:
18cm,223p

内容詳細

戊辰戦争の会津若松城下の戦いは最大の激戦となり、多数の会津藩士が命を落とした。本書は明治維新から続く会津と長州の確執の和解を念頭に、双方に横たわる根本問題を追い、今後の展望をシミュレーションした1冊。

【著者紹介】
星亮一 : 1935年、宮城県仙台市生まれ。岩手県立一関第一高校、東北大学文学部国史学科卒。日本大学大学院総合社会情報研究科修了。作家、東北福祉大学兼任講師。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で福島民報出版文化賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kentaro さん

    会津藩の死者は数千人といわれ、先頭は残酷を極めたという。単純に戦闘で命を落とした以外に薩摩、長州軍の婦女子に対する辱しめなど、会津の人間にとって、長州の人間を許せないという気持ちはこういったことが代々引き継がれているようだ。藩主保科正之が作った家訓、いわば憲法を順守するがために、新政府につけなかった。 大君の義は一心に忠勤を励むべきで、他藩の例をもって満足してはならない。もし、二心を抱けば我が子孫ではないから、家臣はそのような主君にしたがってはならない。会津の武士道は幕府のために死ぬことであったという。

  • おMP夫人 さん

    評価できる点は気軽に読める平易な文章と、モノクロで小さいながらも写真が比較的多く掲載されている点くらいでしょう。新選組についての記述も多いあたりはライトな層の受けを狙ったと思うのですが、その出典が創作の強い子母澤寛の新選組3部作と小説作品の司馬遼太郎の燃えよ剣からというのはいかがなものかと。これは日本史の苦手な人や中学生以下の年齢層向けの本ですね。物足りなさしか感じない本でした。

  • mika_f さん

    曾祖母がガチガチの会津人で「薩長の人間と結婚してはダメだ」と言われた亡き祖母の話が頭から離れず思わず手に取った。内容は歴史好きには既知の内容で物足りないけど、第7章の「和解への道」でつい最近まで確執があった両者の歴史認識の不足を埋めようとする歩み寄りに救われた。

  • perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺 さん

    2004年刊。著者は作家で学者ではない。幕末や会津史に関する著作多数。幕末維新史はまだまだ頭に入らない事が多いので、復習を兼ねて読んだ。 第1章:会津藩とはなにか。ともかく幕府一筋。ひたすら幕府の為、主君の為、それが会津藩。でもこれを読めば教条主義的で柔軟性に欠けるのは分かる。松平容保が京都守護職に任じられて断れなかった時が転換期だった。そして起こる長州テロリストによるテロ、そしてテロ、無謀なテロ。 第2章:長州藩とはなにか。主要人物の紹介。著者はわりと好意的ながら、それでも吉田松陰の狂気は伝わる。→

  • しろろぞ さん

    幕末の歴史を軸に会津と長州の関係を読み解いている。歴史的な事実や情報は特に新しいことはなく概説的な理解に留まっているので両者の関係のみを整理したい人や幕末史に詳しくない人が良いかもしれないが、両藩の対立に興味を持つくらいには幕末を知っている人は改めて読むほどでもない気がする。ただ藩の体質という観点は面白かった。http://memoria1.blog.fc2.com/blog-entry-80.html

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人物・団体紹介

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星亮一

1935年、仙台市生まれ。東北大学文学部国史学科卒。福島民報社記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て、歴史作家。著書『奥羽越列藩同盟』(中公新書)第19回福島民報出版文化賞、会津藩の研究でNHK東北ふるさと賞を受賞、『国境の島・対馬のいま』(現代書館)で平成27年日本国際情報学会功労賞受賞。この間、

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