戦争の昭和史 -当事者の声で描く-ワニブックスPLUS新書

早坂隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847062322
ISBN 10 : 4847062329
フォーマット
出版社
発行年月
2025年04月
日本
追加情報
:
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内容詳細

2000年を超える日本史のなかで、とくに激動の時代だったのが昭和といっても過言ではなかろう。「昭和100年」を迎え、昭和を振り返る気運が高まっているが、本書は「戦争」と「当事者の証言」をキーワードに、激動の時代≠再確認したものである。当時日本統治下にあったパラオ・台湾・朝鮮の人たちをはじめ、中国や南方で戦った兵士、満洲で日本軍指揮官に救出されられたユダヤ人の子孫、特攻隊員だった兵士たち、空襲や原爆の被害者たち、終戦クーデターに対峙した兵士、終戦後ソ連の侵攻を受けた人たち、東京裁判やBC裁判の当事者、そしてソ連による抑留を受けた人たち‥‥令和に残すべき最後の証言は、ときに告白であり、懇願であり、叫びであった。令和に生きる我々に昭和の姿を痛感させる慟哭の書。

発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス

【著者紹介】
早坂隆 : 1973年、愛知県出身。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。顕彰史研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    著者が多くの戦争体験者にインタビューしたものをまとめたもの。基本的にはあの戦争に「好意的」なものが中心であり、かなりバイアスがかかっているので注意して読む必要がある。同様の仕事の大先輩保阪正康氏とは全く姿勢が異なる。確かに貴重なインタビューもあり、あの戦争に対する見方を広げる一助になる面もあるが、著者の根本的な姿勢(他書からもずっと感じてきた違和感)が本書でくっきり前に出ているなと思った。特に南京戦に関して「虐殺全否定」と受けとれる証言の取り上げ方であり、きちんと歴史を学んでいないことがくっきり。

  • たくや さん

    戦争当事者の証言が纏められている。戦争は愚かな行為だが、当時を生きた人々は本当に勇敢で、尊敬感謝の念が湧く。当時の覚悟や想いを聞くと、自分は同じように想えるだろうかと考えてしまう。現代に生まれたことの幸運さを強く感じる。遠い昔のようだが、まだ80年。永遠に戦後であり続けるために、残していかなければいけない貴重な証言。

  • Hatann さん

    大東亜戦争を中心とする昭和史について、歴史教育の歪みを是正すべく、当事者の証言を収集して時代の再確認を試みる。日本統治下の生活、日中戦争、軍人たちの戦い、特攻隊、空襲と終戦、ソ連の侵攻、軍事裁判、抑留という8つのテーマを立てて、当事者の声を並べながら、既存の教科書的な素描に検証を迫る。歴史は往々にして統治の正統化に利用されるものの、そこに当事者の証言を一滴垂らすことで物語が相対的になる。記される証言のみがすべてではなく、真実は藪の中にあるものの、公式の歴史を絶対視することなく、縛られないカマエを取りたい。

  • Go Extreme さん

    https://claude.ai/public/artifacts/e1d44134-97ae-4a1e-8cfc-4d210aabeca7

  • YUSUKE さん

    知っていた事も知らなかった事もあるが、全てが事実なのだろう。このことを今の我々はどう受け止め、どう考えるか、人それぞれだろうが今があるのは、この歴史があり今があることを忘れてはいけないと思う。令和である現在、政治が官僚が大企業が、と不平不満が絶えない。こんなに平和で豊かな夢のような時代なのに。その為にも歴史はしっかりと学ぶ必要があるのだろう。

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早坂隆

1973年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。顕彰史研究会顧問。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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