リブリアの魔女

日野祐希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784752010333
ISBN 10 : 475201033X
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;20

内容詳細

リブリア王国の魔法学院を卒業した、メノア・ヘーゲン13歳。魔導師を目指すための修行先として、伝説の魔導師シェリル・デュランを紹介してもらい、弟子入りをたのみに行く。しかし、弟子になれるかは、試用期間を経た後の、試験結果で決めると言われ…。泥棒・巨大イカ・薄い甲羅を背負ったヤギの失踪…数々の困難に立ち向かえ!見習い魔女メノアの冒険ファンタジー。

【著者紹介】
日野祐希 : 静岡県出身。2018年、「第6回ネット小説大賞」にて受賞

くらはしれい : 雑誌、一般書籍の装丁画・挿絵やオリジナル雑貨のイラストなどを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    児童書。ファンタジー▽リブリア王国の魔法学院を卒業した13歳のメノア・ヘーゲンは、魔導士になるために伝説の魔導士「シェリル・デュラン」に弟子入りを希望する。しかし緊張したメノアの前に現れたのは、生活能力皆無の残念魔導士なシェリルだった。魔導書工房で弟子見習いとして働きはじめたメノアは家事掃除をこなしながら魔法の修行をする。弟子になるための最終試験で、メノアは魔獣の子供メルをお供にして魔導書の材料を買い付けに行く▽師匠が魅力的で、冒険途中で出会う人もいい人達。王道魔女っ娘ファンタジー。良本。2023.2刊

  • はる さん

    読後感が爽やかなファンタジー。魔法学校を卒業したばかりの13歳の少女が、様々な出会いや冒険を通して成長していく物語。登場人物が皆優しいので安心して読めます。表紙の絵を含めて、どうしても「魔女の宅急便」と比べてしまいますが、この作品では「本を作る」ことが大切なテーマとなっているのが特徴。くらはしれいさんのノスタルジックな挿絵も素敵だけれど、文章はいかにも今どきの児童文学なので、少しちぐはぐな印象も。面白かったので続編もありそうですね。

  • ぶんこ さん

    面白かったです。製本をするために3つの用具を買いに行くのが魔導師の弟子になるための試験。試験そのものは読んでいて怖いというものではなく面白い。一緒に旅する仔狼のメルが可愛い。また3つ目の皮職人の孫ケイトの夢である王都で菓子職人になる。実現して、王都でメノアと仲良くなっているところも読んでみたい。魔法のことよりも、なんといっても製本の場面が一番面白かったです。本の背のボコっとしたところの話になった時は、読んでいるこの本の背をじっくりみてしまいました。月島大学図書館も読みたくなりました。

  • 糸巻 さん

    YA。タイトルとシックな装丁に惹かれて手に取る。くらはしれいさんのイラストがとても良い。ちょっとレトロな雰囲気で海外の絵本のような挿し絵だ。主人公はリブリア王国の魔法学院を卒業した13歳の少女メノア。魔導師になるために従姉のリリーナの友人でもある伝説の魔導師シェリルの門を叩く。魔法以外においてズボラなシェリルと真面目な優等生メノアのコンビが意外に楽しげで、良い師弟関係を築きそう。お使いの旅を通して少しずつ成長していくメノアと相棒のメルがとても可愛かった。

  • マツユキ さん

    魔導師士を目指すメノアの物語。従姉妹の紹介で、伝説の魔導師シェリルの弟子見習いとなるが…。ちょっと気弱な所もあるけれど、しっかり者のメノアと、生活はだらしなくても、教えるのも上手いシェリル。もう最初からお似合いの師弟で、微笑ましい。正式な弟子になる為、試験を受ける事になり、その途中で冒険もあり、実戦!反省!成長!ときれいにまとまっていて、安心して読める作品でした。

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日野祐希

静岡県出身。2018年、「第6回ネット小説大賞」にて受賞

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