ライブラリー・ツインズ ようこそ、月島大学図書館へ

日野祐希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784752009788
ISBN 10 : 4752009781
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;20

内容詳細

高校生になれない!?進学の条件は、大学図書館でのボランティア!?活版印刷・手製本・世界三大美書。夏―ドタバタ奮闘した双子姉弟の、青春小説。

【著者紹介】
日野祐希 : 静岡県出身。2018年「第6回ネット小説大賞」にて受賞

あけたらしろめ : 1988年生まれ。イラストレーター・モノクロ画家。多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    進学できない!? 中3の夏休み、最大のピンチに直面した菜織と、双子の弟・健史の進学をかけたボランティアは、大学図書館のイベント。印刷・製本のテーマにジタバタしながら、必死になる菜織も美鈴さんと出会って、人間的にも成長したかな? これって作者自身の思いがたっぷり反映されているのでは。姉と弟だからラブコメにはならないけど、あまりない関係だから、逆に物語に新鮮さを感じる。「体育系」の姉のいいところは、ピンチをチャンスに変えるきっかけを作れることだ。さて、無事に高校生になれるのか? 最終ページのあとに注目しよう。

  • ぶんこ さん

    面白かったです。大学附属の中学3年生の菜織は、内部進学には少し足りない成績を補うために、附属大学図書館のイベントを手伝うことになります。双子の弟も姉のお目付役として一緒に参加。このイベントのために、大学院生の美鈴に教わって手製本、活版印刷の真似事をするのが特に興味深かったです。思わず近場での製本教室を探してしまったほど。菜織には不本意なきっかけでしたが、結果は大成功。弟の健児君は大学への目標も見つけられ万々歳。性格に少し問題ありなのかなと思えた菜織ですが、本質は真面目で素直。教育学部への進学を目指します。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    大学図書館で長年勤めてきたので、ワクワクして読み始めました。 中学生の職場体験も受け入れていたので、中学生の子が活き活きと体験していることが、毎回新鮮でした。 若干気になる点もありましたが、製本だとか印刷だとか、日頃意識しなかった専門領域の詳細があって驚きました。 ラーニングコモンズとか、電子ジャーナルとか現代的な要素が盛り込まれていることに、新しい大学図書館を感じました。 主役の二人は双子の姉弟。いきいきとしたコンビネーションとチャレンジ精神に、大学図書館が大いに盛り上げてもらったような物語でした。

  • joyjoy さん

    中学校図書館本。大学の附属中学に通う双子姉弟が、夏休みに大学図書館でボランティア。こんなボラなら自分も参加してみたい!、大学って面白そう!、って読んだ生徒達も感じてくれるといいなぁ。職業体験もここ数年、行われていないけれど、このツインズのように、学び、成長する機会が、今の子らにもありますように。「教育は交わりである」であるな。

  • スイ さん

    中学三年生の男女の双子が、附属の大学図書館のイベントにボランティア参加する、その経緯とボランティア期間の数日だけを描いているのだけど、充足感のある作品だった。 思わず微笑んでしまうほのぼのとしたイラストが全ページにあり、嬉しくなると共に、製本作業など親しみのないところを理解しやすくもしてくれていて良かった。 主人公は地に足がついていて、悩んで時に暴走する姿に、同年代の読者は共感できると思う。 周囲の大人は、こういう風に子どもを支えたいよね…と見習いたくなる。 でも決して美化されてはおらず、それも良かった。

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日野祐希

静岡県出身。2018年、「第6回ネット小説大賞」にて受賞

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