ことばが出ない? 遅い? 通じない?を解決する!インリアル・アプローチ事典 0歳から使える最強のコミュニケーション指導法

日本inreal研究会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784911030011
ISBN 10 : 4911030011
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

インリアル・アプローチとは、ことばの遅れや自閉スペクトラム症、中・重度の知的能力障害のある子どもから高次脳機能障害のある成人まで、ことばが出ない・遅い・通じない人の学習とコミュニケーション能力を促進させる指導法です。
かかわる側が対応を変え、楽しいコミュニケーション経験を積んでもらうことを通して意欲を持って“対人関係能力”“判断・行動できる力”を涵養することを重視します。
入門編と理論・実践編に分かれているため保護者・保育士・幼稚園教諭から言語聴覚士など療育の専門家までOK。

豊富なイラストと多くの事例で抜群のわかりやすさ!

目次
 はじめに
 この本の使い方
 インリアル・アプローチ実践チャート
 インリアル・アプローチ用語集

 入門編 インリアル・アプローチを始めよう
  第1章私にもできる! 事例から学ぼう
  第2章インリアルの基礎知識を知ろう
 
 理論・実践編 インリアル・アプローチを極める
  第1章ことばの発達
  第2章コミュニケーションの発達段階と遊びのレベル
  第3章インリアルの理論的背景
  第4章大人のかかわり
  第5章トランスクリプト作成
  第6章評価と分析―評価からアプローチを考えるー
  第7章実践事例

 コラム
  ・ブルーナーの「足場かけ」理論
  ・やりとりの共有を図る「フォーマット」の仕組みと大人の役割
  ・グライスの「会話の公理」
  ・心の理論の弱さ〜自閉スペクトラム症児の特性と会話の問題〜
  ・言語獲得を促す「共同注意」
  ・2つの伝達機能の違い〜自閉スペクトラム症児に乏しい原叙述〜
  ・遊びや会話、語りの土台となるスクリプトとは
  ・言語学「語用論」について
  ・言語の伝達機能
  ・「マザリーズ(育児語)」の効果
  ・「行く」?「来る」?幼児や自閉スペクトラム症児には難しいことば

 日本におけるインリアル・アプローチの歴史と今後
 参考文献
 付録

【著者紹介】
竹田契一 : 1937年、兵庫県神戸市生まれ。1961年米国アズベリー大学卒業。1962年米国ピッツバーグ大学大学院言語病理学科修了。1965年米国ミシガン大学大学院言語病理学科中途帰国。1975年慶應義塾大学医学部大学院医学研究科修了、医学博士。2007年より大阪医科大学(現・大阪医科薬科大学)LDセンター顧問。2019年より一般社団法人日本認知リフレーミング協会名誉会長

河内清美 : 日本INREAL研究会スタッフ・編集委員。言語聴覚士。特別支援教育士。インリアル・スペシャリスト。1958年岡山県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科人間科学専攻修士課程修了。聴覚支援学校に43年間勤めた後、非常勤講師として勤務継続中。大学で非常勤講師として特別支援教育(聴覚障害)について講義すると共に特別支援教育の巡回指導を行っている。1981年米国コロラド大学でのインリアル・セミナーに参加し、1985年の日本INREAL研究会創立時からスタッフとして実践と研究活動をし、スーパーバイザーになる。2017年から日本INREAL研究会会長として実践研究と普及活動を行っている

石井喜代香 : 日本INREAL研究会スタッフ・編集委員。言語聴覚士。特別支援教育士スーパーバイザー。1959年福岡県生まれ。兵庫教育大学大学院障害児教育専攻修士課程修了。発達相談、言語指導の臨床を経て、言語聴覚士の養成に携わる。現在は、姫路獨協大学医療保健学部言語聴覚療法学科教授。専門は言語発達学、言語発達障害学

大垣徳子 : 日本INREAL研究会スタッフ・編集委員。言語聴覚士。特別支援教育士。1966年大阪府生まれ。大阪教育大学大学院修士課程修了。大学時代から、竹田契一教授(現大阪教育大学名誉教授、大阪医科薬科大学LDセンター顧問)の研究室でインリアルを学ぶ。その後、滋賀県、千葉市の児童相談所勤務を経て、現在は、東京都内の複数の区で言語聴覚士、巡回支援相談員として従事

永安香 : 日本INREAL研究会スタッフ・編集委員。言語聴覚士。1958年大阪府生まれ。大阪女子大学学芸学部(現大阪公立大学)卒業。大阪教育大学教育学部障害児教育学科竹田契一研究室研究生修了。大阪市立小児保健センター、大阪市立総合医療センター小児言語科を経て、現在は奈良県総合医療センター新生児集中治療部・小児科発達支援ルーム(非常勤)勤務。言語発達障害、構音障害、読み書き障害、後天性脳損傷後の高次脳機能障害などの評価・指導に従事

松尾育子 : 日本INREAL研究会スタッフ・編集委員。言語聴覚士。1961年大阪府生まれ。関西学院大学文学部日本語学科卒業。大阪教育大学教育学部障害児教育学科竹田契一研究室研究生修了。大阪市立小児保健センター言語科勤務(現・大阪市立総合医療センター)などを経て、現在は城陽市立児童発達支援事業所ふたば園で言語聴覚士として動務。発達に課題のある就学前の幼児の発達支援に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しふぉん さん

    具体的な実践例も載せてくれているので、机上でも考え方を練習することができて勉強になった。遊びの段階とコミュニケーションの段階のバランスの話など、既習のことでもちゃんとわかってなかったな、ということもあり、再度頭の整理ができて良かった。今実践から離れているので、やりたくなった。実際にやろうと思うとそう簡単にはいかないけど。これから手元に置いて、適宜見直したい。

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