Junction 運命の分岐点 ミステリー傑作選 講談社文庫

日本推理作家協会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062930758
ISBN 10 : 4062930757
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
306p;15

内容詳細

瀬戸内出身の主人公宛てに届いた同級生からのハガキ。父の失踪、母の慟哭の“真実”を知る湊かなえ『望郷、海の星』。自殺志願者が集まる宿で見つけた書きかけの遺書。その書き手を突き止める米澤穂信『死人宿』。弟分が「賭け金がない」と泣きついてきた。騙し合いの快作両角長彦『この手500万』。全6篇収録。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kei@名古屋 さん

    ミステリーっていいなぁと思う一冊でした。人が死ぬ話ばかりではないですが、考えながら読んでいるにも関わらず、騙される。そして騙されたことにニヤってするのがミステリー好きなのでしょうかね。

  • ひょろ さん

    「望郷、星の海」"望郷"とつくだけあってどこか人の温かさを感じられる。島であることも一役買っているか。「死人宿」女に試される男の苦悩。こわやこわや。「この手500万」息も詰まる頭脳戦、心理戦。これは面白い。シリーズで読んでみたい。「超越数トッカータ」"数学は神様がくれた人間への挑戦状"と考える私にはリカコの詭弁さえ美しく感じる。「オンブタイ」最後にすべてのピースがきれいにつながるが、ちょっときれいすぎる気がしないでもない。「残響ばよえ〜ん」ゲーム好きとしてはこれもシリーズで読みたい。蘊蓄もなかなか。

  • ハル さん

    好きな作家を含む短編集と書店で見掛けて直ぐに購入。6編のうち、湊かなえの「海の星」、米澤穂信の「死人宿」はつい最近に読んでいたものだった。でも読み応えのあるものだったので、失敗ではなかったと思おう。

  • 祐ちゃん さん

    セレクトされた六編全て楽しめました。湊かなえさんの「望郷、海の星」と長岡弘樹さんの「オンブタイ」が特に好みでした。題名を見て敬遠しそうになった詠坂雄二さんの「残響ばよえ〜ん」は、僕自身ゲームマニアだったこともあり、一気に読み通せました。本作も収録されている「インサート・コイン(ズ)」を読んでみたくなりました。(「ばよえ〜ん」とは「ぷよぷよ」というゲーム内の呪文の言葉です)

  • へいがぁ さん

    ミステリー傑作選と銘打たれていますが、傑作揃いかどうかは微妙でした。ただ、バラエティー豊かな短編集であることは確かだと思います。今回はあまり縁がなかった作家さんが多かったのですが、何作か読んでみたい人がいました。早速既刊をチェックしてみます。

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