重慶爆撃とは何だったのか もうひとつの日中戦争

日本平和学会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784874984147
ISBN 10 : 4874984142
フォーマット
出版社
発行年月
2009年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,237p

内容詳細

世界初の計画的戦略爆撃を行ったのは日本軍だった。本書は日本軍の航空戦力の創設から重慶爆撃まで、戦略爆撃の歴史の実態を解明。戦後補償裁判をにないつつ、「空からのテロ」の本質を明らかにする。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Toska さん

    日本人は空襲で酷い目に遭ったという意識が強いから、自分たちが加害者でもあるとは想像し辛いのかもしれない。だが実のところ、日本は戦略爆撃の「先駆者」だった。B-29であれ九六式陸攻であれ、爆弾を積んで空を飛ぶ以上はそれができてしまうのだ。中国人の戦意をくじくため故意に都市爆撃を行ったことは明白で、南京事件同様に裁かれるべき対象であったのだが、連合軍側の都合(彼らも同じ行為に手を染めていた)により有耶無耶にされてしまった。だが、被害を受けた側は決して忘れていない。彼我の記憶のギャップを突きつける重い一冊。

  • ののまる さん

    日本軍は、1938年〜43年まで、四川省重慶と近郊都市に無差別爆撃を行った。これは世界初の「戦攻略爆撃」と作戦名に正式に掲げた、意図的、組織的、継続的な空中爆撃であり、200回を超す攻撃により、2万余人の死傷者がでた。ロンドン、ベルリン、東京、広島長崎原爆よりも数年前から、「都市そのもの」を狙って長期にわたり遂行した無差別絨毯爆撃。なのに、いま日本でこの加害行為をほとんどの人が知らない。被害に至る前の加害の歴史を知らなければ。

  • takao さん

    ふむ

  • Mealla0v0 さん

    本書は、4つのテーマによって構成されている。1つには空爆という思想がいかにして生まれ育ってきたのか。それはドゥーエに遡り、総力戦における戦争の在り方と符合していたということ。それは重慶においてどのような形で現実したのか、ということが語られる。2つ目には、なぜ重慶を狙ったのかという点だ。天然の要害であり他の地域からの難民がひしめく重慶は、陸からは攻めにくくも空からは格好の的だったと。3つ目には、被害者の視点からいかに苛烈な攻撃だったかを叙述し、4つ目にその被害者達の救済としての裁判について触れている。

  • hiro さん

    重慶爆撃という日本が無差別爆撃を行ったという事実。http://daphnetin.blog.so-net.ne.jp/に詳しい書評を乗せています!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品