帆立の詫び状 おっとっと編 幻冬舎文庫

新川帆立

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344433854
ISBN 10 : 4344433858
フォーマット
出版社
発行年月
2024年06月
日本
追加情報
:
248p;15

内容詳細

「目が覚めると、身体に異変があった。やる気がみじんも湧いてこない」。三年で十冊の本を刊行してきた著者は、ある日突然頑張れなくなった。ケンブリッジ、パリ、フィレンツェ、ローマ。旅しては書き、書いては旅する日々の中、気づくと活力はゼロに。文芸業界、執筆スタイル、己の脳に至るまで様々な分析を試み辿り着いた現在地。夫の解説付。

目次 : 第1章 満喫!ヨーロッパ滞在編(イギリスと宝島とSF/ ケンブリッジのフォーマル・ディナー/ 初めてのオペラ ほか)/ 第2章 奔走!偏愛編(バッグ愛好家の腕時計探し/ 愛しのトマトパスタ/ ジェンダーをめぐる冒険 ほか)/ 第3章 迷走!小説修行編(私の脳のつくりについて/ “普通の人”体験記/ 作家の日本語勉強法 ほか)

【著者紹介】
新川帆立 : 1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Ikutan さん

    東大出身。デビュー作の大ヒットから次々と話題作を刊行してきた帆立さん。勝手に凄い超人的な人だと思い込んでいたのですが、ユーモアもあって、なかなか気さくな人柄だったんですね。そして、片付けや事務処理が苦手だったり、衝動買いをしてしまったりとADHDの生きづらさを感じていらっしゃっていたとのこと。そんな帆立さんのエッセイ第2弾。ハリーポッターが大好きなのでイギリスから始まったヨーロッパ体験記に興味が湧く。著者近影には笑わせてもらったよ。バッグや時計の話題も楽しくて、これは、『てんやわんや編』も読まなくちゃ。

  • itica さん

    東大卒で弁護士でプロ雀士で小説家。才能に恵まれバッグと時計を溺愛し、人も羨むとは帆立さんのような人だと思っていた。正直、前半までは光り輝く人のエッセイだった。しかしそんな帆立さんにも悩みがあり苦しみもある。回転ずしを「クルクル」と呼ぶ可愛さ、アクション描写のために空手を習う生真面目さを好ましく思う。体力には自信があるとおっしゃっているが、帆立さんの愛する人、帆立さんを愛する人たちのためにも無理をせずにと願っている。

  • いたろう さん

    帆立さんのエッセイ第2弾。ヨーロッパ滞在記、バッグ、腕時計への偏愛ぶりなど、なかなか楽しいが、「小説修行編」で、また意外な帆立さんの一面を知った。結構なハイペースで小説を出していて、頭がいい上に、いろいろ器用だから、何でもできるけど、今は気まぐれに小説を量産しているのでは?くらいに思っていたが、小説のことを毎日とことん考え、とにかく量を書くことで、小説を書く力を上達させようと、涙ぐましい努力をしていたことが分かった。確かに、帆立さんの小説は、デビュー作から、進化していると思う。帆立さんの今後の小説に期待。

  • Kanonlicht さん

    著者のエッセイ集第2弾。デビューから3年、ものすごいペースで作品を発表するかたわらで、こんなにいろんなことをやっていたのかとそのバイタリティに感服した。新人作家あるあるのアンチとの戦いや、小説のためなら空手も習うしマンガやラノベに学ぶ。そして前回のバッグ愛に引き続き、今度は時計! 赤の他人の我々にも著者の個性がこんなに認知できるのは、ひとえにありのままを正直に語る著者のサービス精神によるものだと思う。米国のフォトグラファーが撮った宣材写真に爆笑。

  • いちろく さん

    あくまで私個人の印象だけれど、ここまで嫌味に感じない作家も珍しくないですか? エッセイの続編は、前巻に続き高級バックの話だけでなく、今巻では時計の話も加わる。もちろん海外旅行の話も盛り沢山。他の作家のエッセイでは、自慢話系の内容が続くとウンザリするケースもあるのだけれど、新川帆立氏の場合はそれがないのだ、不思議だ。むしろ読んでいて楽しくなる。蘊蓄的な内容も多いからか? ライトノベルの刊行も決まった模様。どんな世界が描かれるのだろう? 「夫によるあとがき」も帆立氏を支える魅力的な方と伝わる。

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新川帆立

1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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