先祖探偵 ハルキ文庫

新川帆立

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758446037
ISBN 10 : 4758446032
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
追加情報
:
320p;16

内容詳細

邑楽風子は、ジーンズしか穿かない。彼女は親を知らず、天涯孤独の身。東京は谷中銀座の路地裏で、先祖を専門に調査する探偵事務所を開いている。「曽祖父を探して」「先祖の祟りかもしれないので調べてください」…とさまざまな調査依頼が舞い込む―。宮崎、沖縄、岩手などで美味しい料理を楽しみながら、マイペースで仕事をする孤高のニューヒロイン。単行本時、続々重版した新たなハードボイルド小説の傑作。(巻末特別対談 辻堂ゆめ×新川帆立)

【著者紹介】
新川帆立 : 1991年、アメリカ合衆国テキサス州ダラス生まれ。宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。2020年、『元彼の遺言状』で第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。21年、同作が宝島社から発売され、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    新川 帆立は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。未読の本書の新刊文庫を図書館の新刊コーナーで見つけたので、読みました。先祖探偵連作短編集、オススメは、第二話『棄児戸籍と夏休みの宿題』&第五話『棄民戸籍とバナナの揚げ物』です。辻堂ゆめとの特別対談もGOODでした。http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=7116 シリーズ第二弾も楽しみにしています。

  • あすなろ さん

    面白かった!新川氏初読み本でもあるのだが、テーマもハードボイルド的仕上げにも満足。ハード本時に重版を重ねただけの事はあると思うのである。また、流石は角川春樹事務所でもある。読書前はただ戸籍調査メインの先祖調査・連作短編集かと思っていたが、良い意味でそれも裏切ってくれた。巻末収録の新川氏と辻堂ゆめ氏の対談も嬉しい。そこにある様に次巻を期待する。また、新川氏の他作品も読んでみよう。

  • 優希 さん

    面白かったです。探偵は探偵でも先祖を探す探偵というのが斬新でした。自分のルーツは誰でも知りたいというもの。それを叶えるのが先祖探偵なのですね。私も自分のルーツを知りたくなりました。

  • ぶんこ さん

    ご先祖様を知りたいという欲求を持つ人が頼る「先祖探偵」となった邑楽風子。無戸籍、棄民、棄児のことが描かれていて衝撃を受けました。特に棄民の母が、我が子を無国籍にしない為に捨て子にすることがあるとは。この衝撃からすれば、他人の戸籍での転職、無戸籍の兄の戸籍で重婚しようとしたりというのは、これは犯罪でしょう。風子さんの両親が判明したことは良かったのか。母の気持ちがわかったのは良かったかな。

  • ポチ さん

    戸籍についてのいろいろな現実を驚きながら知る事が出来ました。自分の先祖が気になるなぁ。

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人物・団体紹介

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新川帆立

1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第十九回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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