新国誠一詩集 現代詩文庫

新国誠一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784783710219
ISBN 10 : 478371021X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
158p;19

内容詳細

文学と美術の境界領域。ことばの構造、ことばが置かれる空間、流れる時間。官能的な光をはなつ詩の生成点に向けた眼差しが芸術の領域を横断する、驚異の“視覚詩”集成。

目次 : 仙台時代 1952‐1962(うれいをパイプにつめて/ ケシと少女の胸のなかに ほか)/ 東京時代 1963‐1977(十三時の海/ 春の粉末 ほか)/ 散文(現代詩とは何か/ 詩について:詩集『0音』補遺 ほか)/ 作品論・詩人論(矩形のフィールドに立つ詩人(建畠晢)/ 新国誠一の具体詩/コンクリート・ポエトリィの文脈(向井周太郎) ほか)

【著者紹介】
新国誠一 : 1925年仙台市に生まれる。東北学院大学英文科を卒業後「洪水」「文芸東北」「球」などに高度に手法化された視るための詩、聴くための詩を発表。1962年に上京し、世界を席巻していたコンクリート・ポエトリー運動の存在を知り自作との相似に驚愕、以後は各国の作家と連携しながら日本発を意識した制作を続ける。機関誌「ASA」(65‐74年、全7号)の発行、コンセプチュアルな詩集『0音』(63年)、音声詩のレコード盤リリース(71年)、ロンドンでの個展(74年)、またおびただしい国際展への参加など、短期間ながら瞠目すべき世界水準の活動を展開した。1977年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • セツコ さん

    見て感じたものに対する感想になり得る言葉の並べ方をまだ知らない。詩自体があまりに難解なので、理解を深めるべく散文や批評も読んだが、これが面白かった。「詩とはメタファーである」という言葉はここ以外でも聞くことがあるが、やはりこれには首肯しかねる。詩がメタファーであるとすると、使われている言葉は道具にすぎないこととなる。道具としか扱われないのであれば、言葉そのものがもつ意味や音、見た目といった要素は無視されることとなり、詩というものの可能性は大幅に狭められることになるだろう。もっと詩について学びたい。

  • おりぃ さん

    読んでいて気持ち良さがあった。

  • 虫睦彦 さん

    コンクリートポエトリーというのは、メタファーではなくアナロジーとしての詩の機能に注目し、言語そのものの特質に重きを置いた表現、というのが新国誠一の一つの考えであったようだ。解説なんかを見ると、北園克衛の主宰するVOW派との思想闘争や、自分がなかなか見出されない事への焦りなんかもあったようだ。面白い活動であるとは思うが、こういうのも詩の一つなのかと、なかなか考えてしまうものがある。まさに表現の極北と言える。

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新国誠一

1925年仙台市に生まれる。東北学院大学英文科を卒業後「洪水」「文芸東北」「球」などに高度に手法化された視るための詩、聴くための詩を発表。1962年に上京し、世界を席巻していたコンクリート・ポエトリー運動の存在を知り自作との相似に驚愕、以後は各国の作家と連携しながら日本発を意識した制作を続ける。機関

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