通りすがりのレイディ 星へ行く船シリーズ

新井素子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784882934929
ISBN 10 : 4882934922
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
332p;19

内容詳細

火星にある水沢総合事務所―「通称・やっかいごとよろず引き受け業事務所」に就職したあゆみ。“やっかいごと”解決のプロとなるべく修行中!ある女の子のボディガードをせよという依頼がくるがそれはあゆみ本人のことで…!?表題作ほか書き下ろし「中谷広明の決意」、新あとがきを併録。

【著者紹介】
新井素子 : 1960年東京都生まれ。立教大学ドイツ文学科卒業。77年、高校在学中に「あたしの中の…」が第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選し、デビュー。81年「グリーン・レクイエム」で第12回星雲賞、82年「ネプチューン」で第13回星雲賞受賞。99年『チグリスとユーフラテス』で第20回日本SF大賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶち さん

    ナニ、主人公のこの感情? 女子が女子に憧れて、恋愛みたいに愛しい気持ちになっちゃうのって... そういえば、若い頃にこの本を読んだときは、"分かるぅ〜"、っていう感想だったんだと思い出した。その頃は、ユーミンの歌が流行っていました。♪守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから♪ 主人公もまったく同じ気持ちだったんだろうな.... でも、今じゃ、"ついていけないわ"、って感じ。齢とって、瑞々しくて純な乙女の感性がすっかり色あせちゃってる。次巻以降も読んで、瑞々しさを取り戻さなくちゃ。戻ってくるかな?

  • ゆかーん さん

    星へ行く船シリーズ2巻目。地球から家出をして、火星の水沢総合事務所に就職した森村あゆみ。同僚の山崎太一郎のことが気になりつつも、なかなか一歩前進しないのがもどかしいです…(笑)そんな中、通りすがりに出会ったレイディ、木谷真樹子から依頼を受けた森村あゆみは、謎の組織に命を狙われ、危険な事件に巻き込まれてしまいます。少女漫画のようなドタバタコメディを感じつつも、細かい部分はしっかりSFを見せてくれる所がこのシリーズの魅力の一つ。悲しい出来事は沢山あるけれど、持ち前の明るさで今後も乗り切ってほしいですね!

  • しゅわ さん

    【図書館】懐かしの星へ行く船シリーズ復刻第二弾。これが噂の“並べて平置きすることを前提にデザインした”表紙かぁ♪ と余計なところで感動。やっかいごとのプロとして、少し頼もしくなったあゆみちゃんですが、あいかわらず大変なコトになってます。それにしても記憶に残っていた以上にシッカリ“一目惚れ”してますね。自他ともに認める素子女史の“女の子好き”を改めて実感。昔はハッキリしない太一郎さんにジレジレしていましたが、今読み直してみると、あゆみちゃんもわかっていて避けてる感じ!?う〜ん 面倒なカップルです(汗)

  • むぎじる さん

    太一郎の口利きで、あゆみは水沢総合事務所(通称:やっかいごとよろず引き受け業)に勤め先を得て、火星のリトル・トウキョウ・シティのアパートでバタカップ(猫)と暮らすことになった。太一郎のバースディを祝うために遊びに行った先で、気になる雰囲気をまとった喪服の女と出会う。かわいさと美しさを併せ持つ彼女に一目ぼれしたあゆみは、敬愛の気持ちから「レイディ(貴婦人)」と呼ぶようになる。その出会いは、大きな事件の幕開けと共に、太一郎の過去まで明らかに。無鉄砲に拍車がかかりつつ、あゆみが一歩成長した今作。次回も楽しみ。

  • ダージリン さん

    シリーズ中で特に好きだった話なのですが、その頃の私はあゆみちゃんに共感しまくっていたせいか、今再読するとちょっと気恥ずかしい気分になります〜(笑)。そして書下ろしは中谷広明くんの視点の話で、本編で語られなかった話はお得感があります!

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新井素子

1960年東京都生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の…』が第一回奇想天外SF新人賞佳作となり、デビュー。81年『グリーン・レクイエム』、82年『ネプチューン』で連続して星雲賞を受賞、99年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲

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