粘菌生活のススメ 奇妙で美しい謎の生きものを求めて

新井文彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416516386
ISBN 10 : 441651638X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
167p;21

内容詳細

粘菌という生きものをご存じですか?本書は、主に初心者に向けて、粘菌の基本的な生態を解説するとともに、北海道や東北各地で撮影された本邦初公開の写真をカラーで多数掲載しました。粘菌の姿や生態はもちろん、原始の姿を今に残す森の美しさも楽しめます。いざ、どきどきわくわく間違いなしの、粘菌ワールドへ。

目次 : 第1章 粘菌とは何か?―奇妙で美しい謎の生きもの(「粘菌」と「変形菌」/ 粘菌という生きもの ほか)/ 第2章 粘菌六科選―森で出会える美しい粘菌(ツノホコリ科/ ドロホコリ科 ほか)/ 第3章 粘菌を10倍楽しむ!―アウトドアからインドアまで(北海道で粘菌探し 阿寒川源流部の森/ 東北地方で粘菌探し 青森県蔦の森 ほか)/ 第4章 小さな粘菌図鑑―北国の森の粘菌23種

【著者紹介】
新井文彦 : 1965年生まれ。きのこ写真家。北海道釧路地方阿寒湖周辺や、東北地方の白神山地、八甲田山の周辺などで、きのこや粘菌など、主に隠花植物をテーマに撮影を続けている

川上新一 : 1966年大阪府生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了。博士(生物科学)。専門は、細胞性粘菌および変形菌の分類・系統・進化学。現在、山形県立博物館嘱託職員(植物部門担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    写真がふんだんで、色取り取りでねー。見ても楽しい。単純に楽しい。( ¨̮ )。多様で鮮やかな色彩に、複雑な形状に溢れているんだよね。本当にいっぱい居るのかなー。そんなに一生懸命じゃ無いからだろうけど、中々見ないんですよね。あと勘も備わってる必要がありそうだし。実際に屋外で粘菌に出逢って、粘菌を好きになりたいよ。生活環の不思議も知っておきたい。

  • アナーキー靴下 さん

    こちらは様々な種類の粘菌の美しい写真が楽しめる本だが、それだけではなく、丁寧な粘菌の基本説明、「かしこい単細胞 粘菌」の著者でありイグノーベル賞研究者でもある中垣教授のお話、屋外での観察、撮影、標本作成の手引き、果ては「ときめく粘菌グッズ」の紹介等々情報盛り沢山。興味深いのは中垣教授の話で出てきた「数理エソロジー」。確かに、絵本を読んだとき、生物の科学絵本というより、とっても数学感が溢れた内容だと思った。今も昔も世界は数式で解き明かされて、今は演算をコンピューター任せにできると考えれば未来が楽しみである。

  • ぷれば さん

    粘菌とは?南方熊楠と昭和天皇を想起する程度の知識しかないが、手にした本書を見て、圧倒された。なんと奇妙で美しく謎に満ちあふれていることか!?森の奥深く、人類が誕生する遥か昔、太古の時代から地球に存在した粘菌。一粒の胞子がさまざまな形状に変化していく不思議な過程、一生の間に性質すら軽々と変化させる神秘。想像以上にかわいく、あるいは美しく、時として気味悪い粘菌たちの写真も多数掲載。ミリ単位の粘菌たちが、とてもいとおしくなる一冊。

  • にし さん

    菌類の禁断の扉が開かれた模様です。好き嫌いはキノコよりもハッキリ別れる生物「粘菌」です。うっ、気持ち悪い等と思うあなた。それも仕方ありません。ですが不思議生物の粘菌ちゃん。この本には菌類への愛が詰まっています。山歩き、森歩きをしていても美しい個体に出会える確率はそーとー低い!我慢強く粘り強くフォトジェニックさんを探し歩いた一冊です。生物の不思議に引き込まれますよ。

  • たまきら さん

    「年金の本を書くと勘違いされている」と作者さんが前書きで書かれていて、このタイトルにニヤリ。この不思議な生物、実はどこにでもいて、今日もあなたがお昼を食べている公園や、庭の木にいて、あなたのごはんが欲しいなあ、と思っているかもしれません。

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人物・団体紹介

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新井文彦

1965年、群馬県生まれ。きのこ・粘菌写真家。主に北海道や東北地方で、きのこや粘菌、コケ、地衣類など、陰花植物を中心に撮影。ウェブサイト・ほぼ日刊イトイ新聞で、2011年3月から「きのこの話」を連載中

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