古事記 成長する神々 新しい「日本神話」の読み方

斎藤英喜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784904117491
ISBN 10 : 4904117492
フォーマット
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
19cm,238p

内容詳細

荒ぶる神から英雄になったスサノヲ、袋かつぎの少年から王になったオホクニヌシ、戦う女神から皇祖神になったアマテラス…。なぜ神々は変貌するのか。「古事記」の秘密をやさしく読み解く。

【著者紹介】
斎藤英喜 : 1955年生まれ。日本大学大学院博士課程満期退学、佛教大学文学部教授。神話・伝承学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • わ! さん

    私が今まで読んできた「古事記」に関する本の中で、一番面白く、かつ古事記の内容について、納得させられる本だった。そもそも古事記には、いきなり「高天ヶ原」が出てくるが、この「高天ヶ原」はどの様に解釈されるべきか?そしてそこに現れてくる始元の神々は「独神」として身を隠すのだが、その「独神」とはどういう意味で、なぜ「身を隠す」のか?ほんの最初の数ページで、この有様である。しかしこの本は、その辺り、実に明快に解説してくれている。また学会内で、諸説あり特定できない箇所に関しては、その諸説を挙げた上で、さらりとかわす。

  • メーテル/草津仁秋斗 さん

    テキスト。古事記に出てくる神々を、「聖地」という視点から読み解いた本。

  • おみや さん

    日本神話のあらすじとポイントを現代の日本語でざっと把握できる入門書。日本神話って面白いね。神々が意外と自由奔放すぎて神=偉い!という固定観念が崩れた

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人物・団体紹介

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斎藤英喜

1955年東京生まれ。日本大学大学院文学研究科博士課程満期退学。椙山女学園大学短期大学部助教授、佛教大学文学部教授、佛教大学歴史学部教授などを歴任。2024年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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