身分差別社会の真実 講談社現代新書

斎藤洋一著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061492585
ISBN 10 : 4061492586
フォーマット
出版社
発行年月
1995年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
18cm,198p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 阿呆った(旧・ことうら) さん

    ◆『士農工商』は、やはり実際は、『士「商」工農』。◆被差別者は、所謂『えた・非人』だけでなく、卑賤視された雑多な職の『雑種賎民』がいる。◆えたは、『神や自然と関わる仕事(漫才の起源・万歳、猿回し、皮革、井戸掘り、築庭)』『潔め役(下級警察、牢番、死刑執行)』などについていた。◆大名にも、農民にも、商人にも、それぞれ同士の中にヒエラルキーがあった。◆権力により、被差別者が仕立て上げられたが、『民衆そのものに差別心』が大きかった。

  • 金吾 さん

    感覚的にしか見ていなかった話ですので、参考になりました。近世非差別民の起源と大石慎三郎氏のプロローグが良かったです。

  • perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺 さん

    2003年以来の再読…20年! 1995年刊。 「士農工商えたひにん」は恐らく明治時代に作られた概念で、実態は違った。「職人・商人」が「町人」で「農民」と分かれ、「職人・商人・農民」を加えると「平民」で、「えた・ひにん」と分かれた。 「武士⇔平民⇔えた・ひにん」よりは「武士⇔平民・えた・ひにん」と「武士・平民⇔えた・ひにん」という二つの対立構図があったとする。「支配⇔被支配」「差別民⇔被差別民」だ。 江戸時代は身分が高いほど責任が重く、現代とは反対。ある本には、だから革命が起こらなかったとあった。→

  • スズツキ さん

    特定の時期を暗黒期と評することはありますが、その定説にメスを入れたもの。歴史系の本では定説だけども教科書は全く違った記述はやはりある。その中でも江戸時代の「士農工商」についての分析。

  • まっし さん

    この本は読んでよかったです。知らないでは済まされないことの一つが「身分差別」だと思います。差別は中世からすでに存在していて、そのヒエラルキー を江戸幕府が利用したこと、武士と農民、農民と被差別民といった異階層の人の間で差別が激しく行われたこと、そして被差別民は単に賤視されていたのではなく、畏怖されていたことは、差別を理解する上で忘れてはならないことだと思います。分かりやすい言葉で書かれており、江戸時代の身分差別の概要をつかむことができました。

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斎藤洋一著

昭和6年山口県生まれ。昭和25年下松工業高等学(機械科)卒業。昭和29年山口大学教育学部初等教育科2年課程修了。昭和34年電波技術協会テレビジョン技術者養成所修了。昭和46年東京都荒川区教育科学センター指導員。平成3年東京都公立小学校校長定年退職。東京都生涯学習センター・全日本家庭教育研究会教育対話

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