クヌギ林の妖怪たち 童話作家・富安陽子の世界

斉藤洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065235430
ISBN 10 : 406523543X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
秋山花 ,  
追加情報
:
178p;20

内容詳細

幽霊の存在については、それは肯定する人はいる。では、妖怪は?妖怪がほんとうにいると思っている人がどれくらいいるだろうか?しかも、おとなで!ひょっとして、富安陽子は、そういう数少ないおとなのひとりではないか、と私は感じていたのだ。インタビューなら、気がゆるんで、富安陽子の本音が出るのではないかと、私はそう思ったのだ。そうしたら…。富安陽子が生み出す妖ファンタジー×現実世界。その魅力の理由を、『ルドルフとイッパイアッテナ』の著者が解き明かす!

目次 : 日常と非日常の対峙/ 緩衝地帯/ 妖怪たち/ 不穏/ 非日常の日常化/ 魑魅魍魎妖怪跋扈の世界/ 人間観/ 人外ではない魔境/ よけいなこと/ 竜の飛行/ 迷信/ 世界の重層的構造

【著者紹介】
斉藤洋 : 1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミーコ さん

    富安陽子さんも斎藤洋さんの本も好きなので 気になり読んでみました。「クヌギ荘のザワザワ荘」は未読ですが、こちらの本を読んで内容は分かりました。お二人の対話が面白かったです。

  • バニラ風味 さん

    富安陽子さんのこの本について、読み込み、追求した、斉藤さんなりの考え方、結論が書かれています。日常生活の中、隣り合わせにある非日常や、人間と妖怪との、ベストな付き合いかたなど。それらは、最後に掲載されている、富安さんとの対談の中で、だいぶ踏み込んでいきます。そう、富安さんと言えば「シノダ!」のシリーズも、妖怪ものですね。そして、私も引っ掛かっていた「石婆」の件。もう、だいぶ経ってしまったけれど、私もぜひ、続編を!と熱く希望します。

  • ムーミンママ さん

    安富 陽子著『クヌギ林の妖怪たち』の考察本。斉藤 洋さんが詳しく分析!! (なのにオリジナルを読んでません汗) 安富さんと斉藤さんの対談が とても楽しい。

  • kotaro さん

    ★★★★★★★★☆☆

  • あみよし さん

    考察本なのに元の「クヌギ林のザワザワ荘」は未読。単純に妖怪が好きなので楽しめたが、」はり元の本は読んでおいた方が楽しめる。お堅い語り口で真面目なことを話しているが、サンドイッチマンのコントに出てくるキャラクターと妖怪の類似点や、どうぶつの森というゲームに言及していたりと、ガチガチな考察本ではなかったので楽しめた。

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斉藤洋

東京生まれ。おもな作品に、「ペンギン」リーズ、「ルドルフとイッパイアッテナ』

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