藤沢周平のすべて 文春文庫

文藝春秋編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167217754
ISBN 10 : 4167217759
フォーマット
出版社
発行年月
2001年02月
日本
追加情報
:
16cm,530p

内容詳細

惜しんでもあまりある、この作家。その六十九年の生涯と作品の魅力をあますところなく一冊に。丸谷才一、井上ひさしの弔辞から、昔を知る縁の人々の声、各界著名人のエッセイ・対談等に作品リスト、年譜、未公開写真、俳句までも収録した、愛読者のための完全編集版。“藤沢周平の遺した世界”を堪能し尽くす文芸読本である。

目次 : 1 別れ/ 2 周平さんと私/ 3 藤沢周平が遺した世界/ 4 半生を紀行する/ 5 藤沢作品と私/ 6 藤沢さんを語りつくす/ 7 藤沢さんの頁/ 8 藤沢さんへの手紙

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • じいじ さん

    69歳で早世した作家・藤沢周平の偉大な足跡を偲んで編集された一冊。年譜によると、昭和2年山形県生まれ。平成9年死去。69冊の長・短編を残してくれた。藤沢周平の凄いところは、どの作品も読み手に感動を与える名作ばかりであるところだ。その業績を惜しみ称える著名人の一文が寄せられている。長女遠藤展子さんの「父との思い出」が、親子でしか書けない話で印象深い。田辺聖子が面白い。「藤沢さんの小説はいったんハマると脱けられなくなり、やめられない・・」ユーモアたっぷりで一読の価値ありです。藤沢周平をもっと知りたい人の本だ。

  • ばんだねいっぺい さん

    各人による追悼・追想、作品の評価、解題などなど。御本人のエッセイも収録。山形旅行で記念館に行ったことが 思い出された。「一茶」と「漆の実みのる国」を読んでみようかな。

  • tu-bo@散歩カメラ修行中 さん

    藤沢周平 入門として読んでもよし、藤沢周平ファンが、読んでもよし。わざわざ本屋さんで注文した価値がありました。意外と言っては失礼ですが、この人の文章は、情景が目にくっきりと浮かぶ。今までに開高健で経験して以来の印象でした。蝉時雨ともう一冊読まなくてはと思いました。<(_ _)>

  • Syo さん

    びっくりするほど 藤沢周平作品を 読んでいないんだけど…。

  • アルプスの空♪ さん

    「どなたの作家が好きですか?」と知的で控えめな60代くらいのご婦人に尋ねたことがある。答えは「藤沢周平です」と答えられて、私としては気にかかっていた作家です。”そのすべて”ですから迷わず購入!!笑 本を数行読んで、自分の本棚にまっしぐらに走ったことは間違いない・・・・残念なことに「蝉しぐれ」くらいはあるだろうと思ったけれど一冊もなかった。題名どうり藤沢ワールドの魅力を事細かに教えてくれる。後のほうには随筆もあり、年表もあり、全作品リストもあり、盛りだくさん!!

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