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版画絵本 宮沢賢治よだかの星

文宮沢賢治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864120968
ISBN 10 : 486412096X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヒラP@ehon.gohon

    「よだかの星」は、宮沢賢治のの作品の中でも好きな作品です。 鳥たちからばかにされ、それを悲しみながら、懸命に空を飛ぶ姿が、雄々しくも感じられます。 姿美しいカワセミや、愛らしいハチドリと親戚だというところも、気にかかりました。 でも、よだかはその鳥たちからすると、劣等感を持って仕方がないような奇異な姿をしています。 それを個性的とも言うのでしょうが、実際によだかを見たことがないだけに、想像の中でイメージを膨らませていました。

  • テツ

    宮沢賢治関係の絵本を集めているので購入。版画で描かれるよだかの生。弱肉強食の世界で生きることの辛さ。食われることの悲しみ、そして惨めな自分の生すらも他者を糧にしなければ続けることが出来ないと気づいたときの絶望。よだかは悲しみと絶望を振り切るように空の果てを目指し飛んでいく。そして暗く冷たい空の彼方、宇宙に達したよだかは穢土のしがらみの全てから解き放たれて美しく燃える星になる。幼い頃に初めて読んだときから物語の全てが心に刺さっている。そしていつか自分も全てから解き放たれて星になれる日を待ち焦がれている。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B+。「鷹」の名がついているがカワセミやハチドリの兄弟分で、味噌をつけたようにまだらな顔で嘴も耳まで裂け蛙のようだと小鳥にバカにされるよだか。江戸時代に夜に辻立ちする売春婦を「夜鷹」と蔑んだ意味も含まれているのだろう。太陽にも夜空の星にも受け入れられず、ついに自分の身体が燃え尽すまで飛び続ける。生きて成仏を目指す日蓮宗的な思想が含まれているのだろうか?賢治の著作の普及に努めた弟清六氏の勧めで版画絵本を製作した佐藤国男さんの力作。よだかの悲しみと昇華が見事な版画に描かれている。

  • Eri

    娘小3図書館。 よだかの星は、いつ読んでも泣けてしまう。 版画がとても良くて、ひばりがそっぽを向いているところ、鷹の立派な様子、兄弟のかわせみの可愛らしさ、よだかの困ったような切なくなる顔、空へと飛んでいく時の疾走感、どれも素晴らしかったです。

  • 菊田和弘

    「ブックサンタ」に選んだ一冊。子供たちの届いて欲しいと思う。どんな酷い暴力を受けても、自分は自分であって、輝くことができること。つらいときに星を見上げれば、そこによだかがいるということ。

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