助手席の犬 折島光江句集

折島光江

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781416335
ISBN 10 : 4781416330
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
追加情報
:
230p;19

内容詳細

◆第一句集

体ごとぶつかつて来し春立てり

彼女の句には、頭でつくった想像の句はほとんどない。自分の目を信じ、自分の心に触れた句しかつくらない。それが彼女の俳句。だからどの句も手堅い把握が表出されている。

序より・石寒太

◆自選十句
やはらかき真夜のありけり梅匂ふ
助手席の犬睡りをり春の雲
しやぼん玉こはれ未来の端にをり
百人の目の並びをり冷房車
殺生のあとの指さき秋暑し
こほろぎも命あるよと犬に言ひ
少年のひろきてのひらやんまの死
再会の言葉少なし檀の実
生返事の夫へ甘鯛かんばしき
明日のある日常が好き青木の実

【著者紹介】
折島光江 : 1948年東京都生れ。2003年同人。現代俳句協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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折島光江

1948年東京都生れ。2003年同人。現代俳句協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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