笑われたくない! 文研ブックランド

手嶋洋美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784580823037
ISBN 10 : 4580823036
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
119p;22

内容詳細

手足が不自由な結花は、お楽しみ会の出し物で小雪と二人羽織をすることに。練習して上手になるつもりだったのに、同じ班の翔太と信吾から、観客を笑わせるためにわざとへんな食べ方をしろと言われてしまう。だけど、みんなに笑われたくない!そんなのいや!結花は翔太たちにないしょで、小雪とひみつの練習にはげむのだが…。小学中級から。

【著者紹介】
手嶋ひろ美 : 1978年神奈川県に生まれ、大阪府で育つ。梅花女子大学児童文学科卒業。生まれつき脳性まひである経験を活かして書いた『くつが鳴る』(BL出版)で、第16回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話部門最優秀賞受賞。日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人

大庭賢哉 : 1970年神奈川県に生まれる。漫画作品に『屋根裏の私の小さな部屋』『郵便配達と夜の国』(ともに青土社)などがある。挿絵の作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chiaki さん

    著者の実体験に基づいて書かれた本書。脳性まひで手足が不自由な主人公結花が、クラスのクリスマス会のかく芸で二人羽織をすることに。笑われたくない、上手くなろうと懸命に練習を重ねるも、上手な二人羽織なんて面白くないと言われてしまう。恥ずかしい思いをしたり、笑われたりするのは障がいの有無に関わらず誰もが嫌だ。でも、胸を張って「自分」の進むべき道を行けば、前を向いていれば、他人の目線は気にならなくなる。自信を失くしてしまいそうな時、エールになるような1冊だ。読書感想文や人権週間に薦めたい。中学年向け。

  • スターライト さん

    「失敗したくない」「笑われたくない」と思うのは、誰にでもある感情だと思うけど、障がいを持った人はそうでない人より何倍もその思いが強いんだろうなあと感じた。クリスマスのお楽しみ会で二人羽織をやることになった結花は、同じ班の翔太とそのことで意見が衝突する。でも手品が得意で一躍注目を浴びた俊介から、意外なエピソードを聞いて人からどう思われるのかではなく、自分がどう思うかが大切なことを学ぶ。いうのはたやすいが、なかなかできることではない。でも結花は今後、もっと前向きに生きれるに違いない。勇気を与えてくれる本。

  • piyちゃん♡ さん

    脳性まひの女の子が二人羽織に挑戦するのはすごい‼️と思いました。やれば何でもできる、と言うことを教えられます✨

  • 茶々吉(パーソナリティ千波留) さん

    感想はブログにアップしています。 ↓ 『全てを決めるのは自分の心 手嶋ひろ美『笑われたくない!』』 ⇒ http://ameblo.jp/ikebero/entry-12297664431.html

  • kanakokamodamon さん

    クラスのお楽しみ会で、二人羽織をすることになった結花。手足が不自由な結花は、上手になりたくて懸命に練習します。ところが、同じ班の男の子たちから「笑ってもらうのが二人羽織だろ」と言われ……。結花の心情がこまやかに描かれ、まわりとの気持ちのすれ違いにハラハラします。ラストは、結花たちといっしょにバンザイしたいぐらい、幸せな気持ちになりました。周囲の目が気になり迷ったとき、動けなくなったとき、本当に大切なものを教えてくれる作品です。とびっきりの元気と勇気がもらえる一冊でした。

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人物・団体紹介

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手嶋洋美

大阪府出身。梅花女子大学児童文学科卒業。脳性マヒで手足に障害がある。障害者としての経験を生かし、大学在学中に書いた本作で、第16回「ニッサン童話と絵本のグランプリ」童話部門優秀賞一席受賞。「プレアデス」同人

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