なぜアーティストは生きづらいのか? 個性的すぎる才能の活かし方

手島将彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845628049
ISBN 10 : 484562804X
フォーマット
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
159p;19

内容詳細

目次 : はじめに: 「生きづらさ」を抱えたアーティストたち / ■第1章: 「生きづらさ」の原因を探る / 発達障害〜「自閉症スペクトラム」「ADHD(注意欠如多動性障害)」 / 4つのタイプで考える / 第1章のあとがき 個性的だからこそアートが生まれる / ■第2章: 音楽の現場でのトラブル・シューティング / 時間を守れない−時間に対する感覚の違い / 「こだわりの強さ」との付き合い方 / 事前の説明が大事 / 「空気を読めない」ということ / 第2章のあとがき それは「わがまま」なのか? / ■第3章: 多様性が音楽業界を救う / 人口の10%は自閉症スペクトラム / ダイバーシティ(多様性)を担保するためにできること / 大切なのは「システム」よりも「人」と「作品」 / (Column) バックステージ・トーク  高階徑啓 / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜音楽業界の激動期に、精神科医と共に考える、アーティストの / 才能を潰さない活動のあり方を提案。〜

【著者紹介】
手島将彦 : 鹿児島県出身。出生地は大分県日田市。早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒。ミュージシャンとして数作品発表後、音楽事務所にて音楽制作、マネジメント・スタッフを経て、専門学校ミューズ音楽院・新人開発室、ミュージック・ビジネス専攻講師を担当。多数のアーティスト輩出に関わる。保育士資格保持者でもある

本田秀夫 : 信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長・診療教授。大阪府出身。東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科および国立精神・神経センター武蔵病院を経て、横浜市総合リハビリテーションセンターで約20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。山梨県立こころの発達総合支援センター所長を経て、2014年より現職。特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事。日本自閉症協会理事。専門は発達精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さおり さん

    図書館本。私が気軽に言いたいことを言える唯一のお医者さん(発達障害の専門医)が、最近本田秀夫さん推しなので、図書館で「新しい本コーナー」に置いてるの見て借りてみました。アーティストの中には発達障害の人が多いみたいやし、こんな風に付き合うとどうかしら?せっかくの才能、うまく活かしてあげなもったいないし。みたいなことを書いた本でした。実際に講演会で対談したのをまとめたみたいで、気楽に読めました。そういえば本田さんの新書積んでるから、そのうち読もう。

  • ヤマセミ さん

    「普通の人ががまんしてできることを無理してやると、命が削られるような感覚」それほどだったのかと、深刻な状況がよく伝わってきた。身の回りのへんな人、困った人は実は、発達障害とか自閉症スペクトラムとかかもしれないなあと思った。

  • nizimasu さん

    いわゆる発達障害の本。ミュージシャンの中には他者とのコミュニケーションがとりにくい人がいるというのは経験上わかっているんだけどそれが実は結構発達障害の人もいるよねという点から実際の症状の人といかに付き合うか本人にも納得してもらうかと行った臨床的なテーマの本でした。ちょっとわがままな人の激しい感じなんだけどアスペルガーなどの症例などを参考にしつつでも結構才能発揮しているしなあという著者や現場の声を交えつつで興味深い内容です。アーティスト気質みたいなものとは関係ないです

  • robamimim さん

    普通の人から発達障害を観測するとこうなるのかな。アーティストが対象だけど、1つの事を続けるのがまったく苦ではなく気がついたら想像を絶する時間を突っ込んでて、いつのまにかプロになってたという感じはわかる。それと引き換えに社会性を失ってしまうんだよね。。。もっと相互理解が深まってくれたらと思う。1つのことに全身全霊を尽くす人が生きられる社会であってほしい。

  • しのっこ さん

    自分の解釈としては、下記の通り。世の中には、『普通の人であれば分かる人情・筋のような曖昧な暗黙の了解的なものが分からない』『1つのことに物凄くこだわり、何度も繰り返すことが苦にならないが、それを変えることが苦手』といった特徴を持った人達がいる。著者の推測では10人に1人。そういった特徴が少ししか無い人達は日常生活にそれほど支障はないが、強く出る人達は周囲の人達とトラブルを起こすことがある。アーティストにはそういった人達が多くいる。 (続く)

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人物・団体紹介

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手島将彦

1971年生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。産業カウンセラー、音楽専門学校講師、保育士。ミュージシャンとして活動後、マネジメント・スタッフを経て、専門学校ミューズ音楽院で講師と新人開発を担当。「文化・芸能業界のこころのサポートセンター MeBuKi」所属カウンセラー(本データはこの書籍が

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