手恷。虫文化賞受賞作家が選ぶ手恷。虫傑作短編集 手恷。虫文化賞20周年記念

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022142184
ISBN 10 : 4022142189
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
316p;26

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ツキノ さん

    手塚治虫文化賞受賞作家の8人が選んだ手塚作品。どれもずしんと迫る。推薦文付。萩尾望都、浦沢直樹、諸星大二郎、こうの史代、ヤマザキマリ、村上もとか、岩明均、今日マチ子。(本の花束)

  • ムーミン2号 さん

    朝日新聞社主催の手塚治虫文化賞を受賞したマンガ家さんたちが選んだ手塚作品のアンソロジー。いずれ劣らぬ名作揃いだが、各マンガ家さんたちの推薦文が示唆に富んでいて手塚マンガの魅力を伝えてくれる。シロウトのワタシなどの蒙を啓いてくれる記述は貴重だ。収録作品は何度も読んできたものだが、これからも何度も読むことになるだろうものばかりだ。そのたびに、新たな発見があることを祈っている。どうでもいいことだが、本書は別の本を借りようと図書館へ行って、目的の本が既に借りられていたので、見つけたのを幸いと借りたもの。

  • bakumugi さん

    既読は紙の砦のみ。大作にくらべれば地味な短編だが、手塚治虫の個性が光る作品ばかりだ。今は大御所の作家の選択眼にも個性が見えて面白い。戦時中に散った幻の作品がたくさんあるに違いない。でも戦争でなくしたものから生まれた新しい作品もあるはずだ。劣等感、焦燥感、嫉妬、天才にそぐわない強烈な負のパワーを昇華した先の漫画だから紙面に命が宿るんだろうな。紙の砦は好きだが、ゴッドファーザーの息子とカノンが良かった。

  • 二笑亭 さん

    手塚治虫文化賞を受賞した漫画家たちによる手塚治虫アンソロジーで、いずれも名作揃い。各選者のコメントも新たな視点を教えてくれる。萩尾望都選の「ジョーを訪ねた男」は差別の連鎖の物語。村上もとか選の「マンションOBA」は開発で住処を追われた妖怪たちが、復讐のため人間に化けてマンションに住む話。さながら手塚版『平成狸合戦ぽんぽこ』な味わいだが、人間の善性に託すという手塚のヒューマニストの面が強く出ている。今日マチ子選の「カノン」は未読だったが、空襲でただひとり生き残り大人になった男の悲哀に満ちた物語。

  • すうさん さん

    手塚治虫文化賞作家(萩尾望都、浦沢直樹、諸星大二郎、ヤマザキマリなど)が選んだ手塚の作品集。選ばれた作品の内容は深いものが多く秀逸作品ばかり。「ゴッドファーザーの息子」「紙の砦」など自伝的要素のあるものや「安達ケ原」「人間牧場」などの後の大作「火の鳥」に通じる未来と過去を通じる話も良い。また初めて読んだ「マンションBOA」は宮崎駿「平成ぽんぽこ合戦」の原作版のようで驚いた。「カノン」についてはとても抒情的な話で本書の巻末を飾るに相応しい。私の感想としては手塚作品は何年たっても色あせないのを実感した。

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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