Blu-ray Disc

手塚治虫 作品集-実験アニメーション篇-

手塚治虫

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TZK0041
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-ray Disc

商品説明

・「戦後70年」「手塚治虫アニメデビュー55年」を記念し、手塚プロが映像作品発売レーベルを設立
 【ガラスの地球を救え―手塚治虫アニメコレクション―】レーベル第一弾
・アーティスト手塚治虫、もうひとつのアニメーション世界を収録した決定版
・過去DVDの収録作品は全てHD・ブルーレイ化が実現!さらに、手塚眞による新作パートを初パッケージ化・同時収録
・手塚の実験アニメーションへの想いを紐解くブックレット付き

内容詳細

【仕様】
Blu-ray1枚組(全15作品収録)
COLOR・MONO/片面2層(BD50G)/音声: 1.日本語・リニアPCM/字幕: 1.日本語字幕
/同時収録:手塚眞による「森の伝説 第二楽章」/封入特典:ブックレット

※商品の仕様及びジャケットデザインは変更になる場合がございます。

【解説】
手塚治虫が表現の可能性を追求するために私財を投じて製作した実験アニメーションシリーズ。
日本初の長編TVシリーズである『鉄腕アトム』(1963)以前より、手塚治虫はプライベートアニメーションを制作していた。日本のアニメーション作家として世界へ発信する、という使命感もさることながら、『展覧会の絵』や『森の伝説』で試みられた音楽と映像の融合など、TVシリーズや連載漫画執筆に追われる殺人的スケジュールの中、自身の本質的な表現欲を満たすべく、制作・発表し続けたのだ。子供向けの漫画とTVアニメの印象が強い手塚治虫の、知られざるもうひとつのアーティストとしての顔がここに。

【収録作品】
1「ある街角の物語」(1962年/39分/16:9シネスコ/ステレオ)
ひとつの街角に存在する生物、無生物のそれぞれのドラマを交錯させながら、そのすべてが戦火に巻き込まれ悲劇的なクライマックスへ。全編詩情とヒューマニズムに溢れた手怎Aニメーションの第一作。

2「おす」(1962年/3分/4:3スタンダード/モノラル/日本語字幕)
猫の目を通じて語られる物語。その目にうつっているのは、愛する女を殺して警察の到着を待っている男…。

3「めもりい」(1964年/6分/4:3スタンダード/モノラル/日本語字幕)
写真を合成し、デフォルメを強調した絵を使って思い出の不確かさ表現。手塚治虫らしい戦争批判が盛り込まれた、風刺とユーモアに溢れた作品。

4「人魚」(1964年/8分/4:3スタンダード/ステレオ)
空想が禁じられた国に住む少年が美しい人魚に恋をするが、良からぬ空想の産物だとされ、強制的に空想する力を奪い取られてゆく。

5「しずく」(1965年/4分/4:3スタンダード/ステレオ)
漂流中の男がいかだのマストに見つけた三滴のしずく。なんとか口に入れたい男の奮闘を描くシンプル・ギャグアニメ。

6「展覧会の絵」(1966年/39分/16:9シネスコ/ステレオ)
ムソルグスキーの『展覧会の絵』組曲から受けたインスピレーションをもとに10のエピソードが展開されるオムニバス作品。
【1967年第17回ブルーリボン賞教育文化映画賞、1967年第21回芸術祭奨励賞、1967年第14回アジア映画祭特別部門賞、1967年第21回毎日映画コンクール・第5回大藤信郎賞】

7「創世記」(1968年/4分/4:3スタンダード/モノラル/日本語字幕)
1966年に日本公開されたジョン・ヒューストン監督の映画『天地創造』をパロディ化、紙芝居風の超リミテッド作品。

8「ジャンピング」(1984年/6分/4:3スタンダード/モノラル)
スキップするうちに弾みがつき、町、森、海を越えて、ついには戦争中の国へ-…。全編ワンカット、動画枚数4000枚という驚きに世界が目を丸くし、数々の賞に輝いた一人称アニメーション。
【1984年第6回ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ・ユネスコ賞、1985年バリャドリド国際映画祭銀穂賞】

9「おんぼろフィルム」(1985年/6分/4:3スタンダード/モノラル)
サイレント喜劇時代の連続活劇から定番化された、線路にロープで縛られた美女の救出劇。古典だけあってフィルムはボロボロ…。わざとキズを処理し古さを強調した、サイレント漫画映画のパロディにしてオマージュ。
【1985年第1回広島国際アニメーション映画祭グランプリ、1985年バルナ国際アニメーション映画祭カテゴリー部門最優秀賞】

10「プッシュ」(1987年/4分/4:3スタンダード/モノラル/日本語字幕)
ボタンプッシュでなんでも手に入る世界。男は神様にとてつもない願いを叶えるようつめよった!文明社会を痛烈に皮肉った作品。

11「村正」(1987年/9分/16:9ビスタ/モノラル)
妖刃「村正」を手にした武士が辿る数奇な運命…。核の均衡による平和に対してアンチテーゼが込められた作品。

12「森の伝説」第一・第四楽章(1987年/30分/16:9ビスタ/モノラル)
生涯敬愛したウオルト・ディズニーへ捧げたオマージュであり、創成期のアニメ、エミール・コールからディズニーを経てテレビアニメまでの発達史、また、フルアニメーションとリミテッドアニメーションの対立を物語の中に織り込んだ手塚アニメの集大成。

13「自画像」(1988年/12秒/4:3スタンダード/モノラル)
世界5カ国19名のアニメ作家が、国際アニメーション映画祭で上映するために、自画像をモチーフにして競作したオムニバス作品の手塚のパート。

14「たばこと灰」※初パッケージ収録 (1965年/3分50秒/4:3スタンダード/モノラル)
ニワトリの被支配者たちが引き起こす反乱が、やがて大戦争へと拡大して行く様を描く。戦争を繰り返す人類の歴史を再現した3分間。

【同時収録】「森の伝説 第二楽章」※初パッケージ収録 (2014年/11分49秒/16:9ビスタ/ステレオ)
手塚治虫が遺した創作メモをもとに、息子でヴィジュアリストの手塚眞が27年の歳月を経て新たに完成させた第二楽章パート。


【スタッフ】
全作品製作:手塚治虫 ※「森の伝説第二楽章」を除く

©手塚プロダクション

手塚治虫が私財を投じて表現の可能性を追求した短編の実験アニメーションをひとまとめ。生物と無生物のドラマを交錯させた「ある街角の物語」など、アーティストとしての巨匠の才能を堪能できる。(CDジャーナル データベースより)

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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